無様な試合だったが、次に進む権利だけは与えてもらえた・・・東京オリンピックサッカー 決勝トーナメント ニュージーランド戦

◆2022年7月31日(土) 江別は晴れ

日本代表0-0ニュージーランド代表
延長120 PK4-2

newzealand

JLeague.jp より

◆気温は暑かったが、勝負は薄氷を踏む思いで冷や冷や・・・

韓国が手を焼きに焼き、0-1で終了後、思わず相手の握手も拒否するほどアツくなってしまったのは・・・これか。

理解納得させてもらえる、ニュージーランドは粘り強く、タフな相手だった。

前半は、専守防衛。

とにかく固く粘り強く守る。自陣に11人の選手が揃う場面が決して珍しくなかった。

ニュージーランドの攻撃は中盤をすっ飛ばしたロングボールでの反撃のみ。

あれだけスペースが無くなると、日本の持ち味は消える。

こういうケースでは、

・サイドを抉って
・大きなサイドチェンジを使って
・時折素早くワンツーなどで
・ミドルシュート
・ロングシュート

などなどで局面を打開するのだけれど、何一つ出来なかった。

なぜか?

南アフリカ、メキシコ、フランス・・・・相手の格も試合内容も尻上がり上がってゆき、見事なサッカーで勝ち上がった故に・・・・

若いチームには、「ニュージーランドは格下」「点はいつでも取れる」という、半ば相手をナメてしまった空気があったのだろう、間違いなく。」

 

それが、後半には・・・

良い形で前を向こうとすれば、カード覚悟のファウルで止められる。前を向くと止められる、ことごとく止められる。

ユニフォームをつかまれ、レスリングさながらに胴をキメられ、首をキメられて止められるのだ。

中盤で相手のボールを奪い、電光石火の攻守切替でペースをつかむ、リズムに乗る若き代表チームが、どうしても自分たちのペースをつかめない作れないうちに、

後半になると、一転ニュージーランドはラインをあげて、攻めに出てきた。

完全に1点撮られてしまうような、背筋が凍ってしまうシーンもあったのだが、このチャンスは逃してもらえた。

幸運・・・の一言。

 

中盤で誰もボールをキープできない、攻撃のタメが出来ないから、攻撃が堂安のドリブルからのシュートや、建英のドリブルからのシュート・・・判で押したようなワンパターンアタック。

攻撃は単調の一言で、ゴールの匂いは全くしない。


森保監督もそれを感じており、相馬と中山をいっぺんに二枚、林と上田に代えてきた。

上田がキープしてタメを作り、林が掻き回してスペースを作り出そう・・・そういう意図の見えた交代だったが、何せボールを良い位置で奪えないから、この二人も生きてこない。

さすがに兄貴格のフル代表でも、アジアの予選で良く見かける風景がそこにはあった。、少しは形になりそうか・・・という瞬間もあったのだが、結局、大きく流れを変えるには至らなかった。

兄貴格のフル代表でも、アジアの予選で良く見かける風景がそこにはあった。

 

しかし、私は時間の経過とともに、さしものニュージーランドのレスリングサッカーもスタミナが切れ、終盤か延長になれば、スペースが空き、カウンターか、ゴール前のワンツーなんかで得点できるかと予想していた。

しかし、日本のお株を奪うタフな粘りを見せる、ニュージーランドは衰えない。全員がラガーマンのような筋肉粒々の体格の良さで、レスラーさながらの強烈な当たりに、徐々に体力も日本も体力を消耗させられていた。

ニュージーランドが落ちる前に、日本の選手たちのコンディションも目に見えて落ちて行った・・・・

 

しかし、まだまだ、サッカーの神様は彼らを見放していはいなかった。

韓国は、このニュージーランドのカウンターからの一発で沈んだのだが、日本代表はPK合戦にて4-2で、次に進む権利を与えられた。


フランス戦のようなインテリジェンスのかけらも見いだせない、苦しい苦しい、無様な、はっきり言ってしまえば「みっともない」試合をしてしまったと思う。

しかし、しかしだ。

一番美しい色のメダルにチャレンジする権利・・・・トーナメント勝ち上がり・・・は、かろうじて手にすることが出来たわけだ。

ここは、素直に喜ぼうと思う。

負けてしまっては何も残らない。

まだ、負けたわけでは無い。


次に、無様さを濯ぐ、チャンスが与えられたのだ。

 

ただ、今日は、最後の最後まで死力を尽くして走り抜き、戦い抜いたニュージーランド選手たちに拍手を送りたいと思う。

彼らの方が闘志と勇気をもってプレーしていたことは間違いない。

彼らの方が間違いなく120分の間勝負に勝っていた。ピッチを支配し、闘いを支配していたのは間違いなく彼らだ。

我々は彼らの、このガッツは学ばなくてはならない。


次はスペイン戦。

120分闘ってしまった、体力は使い果たしてしまったけれども、一度は絶望の淵まで追い詰められた身。

今度は良いパフォーマンスを見せてもらえるだろう。

結果として、今回の大苦戦が良薬になると前向きに考えて良いんじゃないかな。

 

また、アツイ観戦が始まる。

 

ガンバレ!日本!!!

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このページは、よしかわゆういちが2021年7月31日 21:19に書いたブログ記事です。

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