結果と意味にこれほど差が出てしまう予選試合も珍しいか・・・?タジキスタン戦 ワールドカップアジア予選観戦記

◆2021年6月7日

tajikisutan

日本代表4-1タジキスタン代表

◆消化試合だけれども・・・

消化試合ではある。すでに最終予選進出を決めているわけなのだから、これは日本代表にとってはまぎれもなく消化試合ではある。

しかしながら、過去の日本代表監督で、消化試合と言えどもワールドカップ予選の本番の試合で、ここまでBチームを試してくれた監督もいなかった。

どの監督も「チームの熟成」を唱え、さほど重要でない試合でもA代表Aチーム(レギュラー陣)のスタメンに固執してしまっていた。

岡田武史も、ジーコもそうだった。

しかし、森保は違った。

タジキスタン戦は11名中なんと7名が国内組というスタメンだった。

いわば、完全なBチーム。サブ組主体のスタメンである。

出場機会に飢えている、レギュラー陣に食い込んでゆきたい選手たちにとっては消化試合どころではない、自らの生き残りを賭けた背水の陣、森保監督への一大アピールの舞台だったはずだ。

そして日本代表自身にとっても、サブ組の充実度を試す絶好の機会、重要な試合であったわけだ。

レギュラー陣に多数の欠場がでてしまうなどの「アクシデントがあってもチームのレベルを落とさず試合が出来る」というのが本当に強いチームであり代表である。

つまり、この試合は、消化試合だけれども「日本代表が本当に強いチームたり得るのか?」という事を証明しなくてはいけない、非常に大事な試合という意味があったのだ。

 

消化試合だけれども、本当に大事な試合ではあった。

 

◆非常に不満が残り残念・・・・

私はかねがね、「もっと国内組を大事に」「Jリーグでも代表レギュラーを狙える」事を証明して欲しい・・・と考えていた。代表の試合となると、海外組がレギュラー、先発11人全員が海外組というのが珍しくない状況で、国内組にもっとスポットを当てて欲しいと・・・である。

しかし、今日の試合を見る限り・・・ガッカリだった・・・


今日の先発陣からは、

「ここで(森保)監督にアピールしよう!」
「レギュラー組を脅かす、自分の存在をアピールする!」

という気概が全くと言ってよいほど感じられなかった。


立ち上がりに、失点したところも、あの崩しもシュートも見事ではあったが、レギュラー組であれば恐らくあの失点は無かっただろうと思える。

試合の随所で、国内組の選手たちから、「俺が!」「俺を見ろ!」といいうような、ほとばしる気概が感じられなかった。

これではダメなのだ。

無難に、教科書通りに、指示された通りに試合を運ぶだけならレギュラー陣の方が精度が高いのだ。

(現にレギュラー陣はここまで無失点だったわけなのだから)

ならば彼ら控え組は、無難に、教科書通りに、指示された通りにではなく、それを大きく上回る「光り物」を見せてくれなければ、レギュラー陣煮取って代わることなどできないわけなのだから。


そこを私は期待してみていたのだけれど、そこは大きく裏切られた。


結果は4-1と、ほぼ完璧な勝利。

しかし、試合の意味「控えチームの底上げ」「控えメンバーからの光る人材の創出」は無し・・・という結果。


代表控え組、国内組はもっとハングリーになって欲しいものだ。

少々消化不良気味の結果。

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このページは、よしかわゆういちが2021年6月 7日 23:38に書いたブログ記事です。

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