これを、この画を見るために再び沖縄を訪れたのだ・・・10年たっても、言葉を失うこの画・・・

2019年11月8日(木)沖縄は晴れ

いよいよだ・・・

沖縄平和祈念公園

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(写真はクリックを拡大します)

この一枚の写真・・・じっくり見て欲しい。

激しい沖縄戦のさなか、放火をさけて住民は洞窟に避難をしていた。

そこへ日本軍兵士が

「軍がこの豪を摂取する」

と、乗り込んできたとのこと。

先に避難してきていた人々の中には、生まれて間もない赤ちゃんと、その母親。

暑さと湿気と不衛生な環境、絶え間なく鳴り続く放火・・・

赤ちゃんは眠れるはずもなく、むずがり、泣く。

「泣くと敵に位置がばれる!おとなしくさせろ!」

情け容赦の無い、兵隊からの命令・・・

豪の中にはほかにも住人がいる、迷惑をかけられない母親は、泣き叫ぶ子供を抱えたまま、放火のやまない外へ・・・・

しばらく続いていた赤ちゃんの泣き声は、その後、いつのまにかしなくなったという・・・・

赤ちゃんは?


その母親は?

残された周囲の人々は?

戦争の相手ではない、味方のはずの、自分たちを守ってくれるはずの軍人から、

情け容赦の無い命令を受けて、

この親子はどういう運命をたどったのか・・・

母親はどうしたのか・・・赤ちゃんは・・・

その場に思いを寄せると、言葉を失い、気持ちの整理がつかなくなった・・・・

戦争とは、戦争とは・・・かくも人を人で無くさせるものなのか・・・・

私が知っていた教科書で読み、先生から教わった沖縄戦の中では想像もできなかった情景が、私の目の前にあった・・・

戦争とは、こうした慈悲の無い、「人と人との殺し合い」でしかない・・・

間違いなく、沖縄のどこかで起き、それはきっとここだけの話ではなかったのだろうと・・・

先に訪れた ひめゆり でも思った全く同じ思いが・・・

ここには何の救いも無い、なにひとつ無い・・

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沖縄戦の実相にふれるたびに
戦争というものは
これほど残忍で これほど汚辱にまみれたものはない
と思うのです

この なまなましい体験の前では
いかなる人でも
戦争を肯定し美化することは できないはずです

戦争をおこすのは たしかに 人間です
しかし それ以上に
戦争を許さない努力のできるのも
私たち 人間 ではないでしょうか

戦後このかた 私たちは
あらゆる戦争を憎み
平和な島を建設せねば と思いつづけてきました

これが
あまりにも大きすぎた代償を払って得た
ゆずることのできない
私たちの信条なのです

ここは平和「記念」館などではなく、平和「祈念」館なのだ・・・

頭を冷やすためにしばらく外へ出てみた・・・

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目も覚めるような青空に、碧い海、とてもここであんな惨劇が繰り返されたとは想像もできない・・・

戦没者の方々が一人一人名前を刻まれている・・・

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20万人以上というその数字にも絶句してしまう・・・

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深呼吸し、頭と心を冷まして、もう一度入館。じっくりと展示物と向き合う。

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軍による住民虐殺?の記録もあるとのこと。やや報道が偏っているきらいもあるのだとか。確かにあまりにも戦争否定・・・その視点だけで物事を見て判断すると、若干偏ることもあるかもしれない。

しかし、ここで起こった事実から、目をそらすことも、また出来ない・・・

一通り見終わって館内を出ると2時間以上経過していた。

改めてエントランスを撮影

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入口

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周囲はものすごく広い公園になっている。

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平和を祈念する塔が・・・

沖縄はまた訪れたいと思う。

そして、ひめゆりと、ここは改めて訪れてみたいという思いを強くした。

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このブログ記事について

このページは、よしかわゆういちが2019年11月 8日 21:40に書いたブログ記事です。

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