珍しく「スキ」を見せたホークス、ジャイアンツは付け込めるかな? 2019日本シリーズ第二戦観戦記

◆2019年10月20日(日)江別は晴れ

日本シリーズ第二戦

ソフトバンクホークス 6-3 読売ジャイアンツ

◆一方的な試合展開のはずが・・・

9回6-0とリードした最終回、工藤監督は最後の〆を森ではなく、高橋純を出してきた。

「ほう、工藤さんは「先」を見てる(森を極力休ませる)」のか・・・

または、

「森が「巨人に合っている(打ち込まれている)」と弱気になっている」のか・・・

どちらかだろうと感じた。

先を見た余裕の傲岸か、巨人を恐れた弱気か・・・どちらかは工藤監督本人にしかわからない。

(たとえば栗山監督なら、この場面は間違いなく最初から抑えのエースである秋山を迷いなく投入してくるだろう)

 

高橋礼とモイネロの前に8回までわずか1安打の巨人打線・・・

方や怒涛のホームラン構成で畳みかけるホークス・・・

点差は6点・・・

 

傲岸だとしても、弱気だとしてもどちらにしても、まあ、1イニングなら高橋純で・・・押し切れると予想するだろう。

しかし、森の立場としては・・・

6-0で、相手は1安打と沈黙の打線。

自分ではない別のピーがマウンドに上がった時点で、「今日はなし」と気持ちを切ってしまって当たり前だろう。高橋淳がストライクを取れず、一死満塁で出番が来ることになるとは、森はイニングの序盤では想像もしていなかっただろう。

そこ(一度自分の出番は無いと気持ちを切ってしまって)から、もう一度気持ちを盛り上げ作り上げるのは大変なのだ。


もし、森が出ても出なくても、6-0のままで終わっていれば巨人のナインには「ホークス強し!」という印象しか残らなかったと思うのだ。

そしてそのイメージは、東京ドームに帰っても続いてしまい巨人は士気があがらなかったはず。少し打てないと「やっぱりダメか・・・」となったはずなのだ。

ところが、どんな形にしろ、(まずい走塁があって追いつける展開をフイにしてしまったにしろ)3点を取り返し、岡本/阿部のクリンナップが「芯でとらえてタイムリーを打った」事は大きいのだ。少し打てなくても「終盤で必ず打てる」と士気が維持できる。

この差は大きい、とても大きいと思うのだ。


そういう意味では工藤監督の采配ミスは、「試合の結果」には影響を及ぼさなかったけれども、シリーズ全体の流れには大きな(マイナスの)影響をあたえてしまったと思う。


まあ、私個人的には4コロでは面白く何ともないので、巨人の巻き返しを期待したいところだが・・・

 

野球の面白さをとことん楽しめるシリーズにして欲しいものだ。

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このページは、よしかわゆういちが2019年10月21日 00:49に書いたブログ記事です。

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