空知産炭地の駅々訪問その3 美唄駅 =失われし風景を求める旅(33)=わが町ご当地入場券購入記

函館本線 美唄駅

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(訪問は6月29日です。すべての写真はクリックで拡大します)

◆人口10万人から・・・

石炭産業華やかなりし昭和20年代・・・美唄市の人口は10万人に届こうかという状況だったらしいです。現在の人口は・・・23000人・・・

50年ちょっとという歳月は、美唄の人口を1/4まで減らしてくれてしまいました・・・

滝川から産炭地を南下してきたわけですが、各都市の人口の減り方を見てみると・・・

滝川市 52000→44000(最盛期:昭和43年)減少率▲15.4%
砂川市 44000→17000(最盛期:昭和23年) 〃 ▲61.4%
奈井江町 18000→ 2400(最盛期:昭和35年) 〃 ▲86.7%
美唄市 91000→23086(最盛期:昭和29年) 〃 ▲74.7%

なるほど・・・

滝川以外のマチは「産炭依存の度合い」が強烈だったわけでしょう。昭和20年代~30年代にかけてピークを迎えた各都市は、その後の炭鉱の閉山で人口の流出が避けられず、6割~7割も人口を減らしてしまっているという事です。

ここ美唄も、減少率が7割を大きく超えています。

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駅舎は立て直され、高架駅となり、美しくリニューアルされています。

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階段を上り切ると広い広いエントランスが広がります。

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炭鉄港*が日本遺産に認定されたらしいです・・・(国策として産炭が振興された歴史)

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待合室は小さいけれど、美しくコンパクトにまとめられています。

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改札も近代化されています。購入した入場券で改札をくぐります

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跨線橋の上からの眺めは、ちょっと近代化された街並みに映ります。

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跨線橋を降りて、砂川(旭川)方面を望みます。

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振り返り、岩見沢(札幌)方面を望みます。

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跨線橋の上の駅舎を下から望みます。

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駅名標。

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旭川方面特急編成表、札幌方面特急編成表

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地上にある駅名標。なぜか白っぽくなっていました。

駅前に戻り、ロータリーを眺めます。

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かつての賑わいをイメージするのは、なかなか難しい眺めです。

駅からほんの少し歩くと、「コア美唄」という商店街があります。美唄焼き鳥で有名なお店や、ケガの多い炭鉱夫の治療で技術が進んだ総合病院など、比較的賑やかな街並みがあるのですが、最近は寂しくなっているところは否めないですね。

7割の人口を失ってしまった町は、労働力としての工夫さんたちを建設業が雇用の受け皿として支えてきましたが、それも最近は公共投資が激減し、さらに人口の転嫁に歯止めがかからない状況とも聞きます。

美しくリニューアルされた駅舎に、なぜか寂しさの風を感じてしまうのは、そうした盛衰の歴史を知っているからかもしれません。

滝川、砂川、奈井江、美唄と、「寂れつつある空知」を巡りながら、産炭地のゴールの岩見沢へ向かいます。


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美唄駅

みどりの窓口:5:40~23:40

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このブログ記事について

このページは、よしかわゆういちが2019年7月 4日 22:32に書いたブログ記事です。

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