空知産炭地の駅々訪問その2 奈井江駅 =失われし風景を求める旅(32)=わが町ご当地入場券購入記

函館本線 奈井江駅

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(訪問は2019年6月29日です。すべての写真はクリックで拡大します)

◆産炭地の鉄道駅・・・

空知の代表的な炭鉱は、大雑把に言うと、三井(夕張/砂川)三菱(美唄)住友(三笠(岩見沢))という旧財閥系の資本が入り、明治政府がそれを後押ししたという、まさに国家プロジェクトの下で実行が進められてきたとのことです。国家プロジェクトなので、小樽港からメイン産炭地の幌内(三笠)まで日本で三番目の鉄道まで敷設されました。

各鉱山から、幹線となる函館本線まで各専用線が敷設されていました。したがって、滝川、砂川、奈井江、美唄、岩見沢の各駅は、それぞれ支線を持っていたというようなものです。ここ奈井江も三井系の鉱山に向けて支線が走り上記の各駅と同じように、石炭と共に人と物が集まっていたらしいです。

人口は最盛期は180,00人を数えたらしいですね。

しかし、今は・・・5,600人・・・2/3も人が減ってしまいました。その結果・・・

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無人駅ではありませんが、駅に「中休み」があります。奈井江駅はJR北海道でも幹線中の幹線、函館本線に存在します。その奈井江にて、「中休み」できるほどしか乗降客がいないということなのですね。

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出札口が二つあったところを見ると、やはり最盛期はそれなりの忙しさがあったのでしょうね。

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待合室は、ただ・・・広いですね。

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改札も、昔の面影をそのまま残していますね。逆光の改札口から、ホームに出てみます。

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改札を抜けると、すぐ跨線橋が右手にあります。改札抜けてすぐのホームは向かって右手に長く、跨線橋の向こう側のホームは向かって左側に長い・・・・

そう、ホームが重ならないようになっているのです。これは、なぜなのでしょうか?除雪上の理由?列車が重ならないように?なぜ?(わかる方がおられましたら是非教えてください)

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跨線橋の中は意外に狭くてシンプルです。

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奈井江駅は、中央の留置線がまだ生きていますね。こちら旭川方面を望むと右手のホームが奥まで伸びています。

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札幌方面を望むと非常にわかりやすいです。右手のホームが奥まで奥まで伸びています。左手のホームは写っていません。

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跨線橋を降りて、長いホームをテクテクと歩きます。

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旭川方面を望みます。毎回思うのですが、一直線の鉄路ってどうしてこう美しいのでしょうね。向かって左側にはホームはありません。

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振り返り、札幌方面を望みます。右手のホームは見通せないくらい遠くまで伸びています。

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初夏の駅はのどかで、時間がゆったりと過ぎてゆきます。人と物と石炭があふれていたころの喧騒は想像すらできないですね。

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ホームに自立している駅名標。もう少し、メンテナンスしてあげてほしいですね、ボロボロです。

駅前に出てみます。

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駅前のロータリーや立ち並ぶ旅館に、かつての賑わいが、かすかにその残り香を漂わせている感じがしますかね。全体的には、やはりのんびりと寂しさを感じる風景です。

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近くのセイコーマートで無事に入場券を手に入れることが出来ました。

意匠は特急ライラックでした。

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人口が1/3になってしまうと、マチとしての機能が難しくなるのではないかと思います。駅前が「人が集まる場所」としての機能は、乗降客が多くない限りはよほど何かが無いと難しいと思います。

産炭地、かつての石炭のマチは、どこも同じような悩みを抱えているのです・・・

 

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奈井江駅

みどりの窓口:6:30~10:30 15:40~18:10

営業時間、ご注意ください!

セイコーマート奈井江店

奈井江駅を背にして、国道を左折、信号三つ目左手にセイコマがあります。

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このブログ記事について

このページは、よしかわゆういちが2019年7月 3日 23:41に書いたブログ記事です。

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