重圧から解き放たれた彼女らは、別人のようにピッチを舞った。女子ワールドカップ2019観戦記(2)

スコットランド

日本代表2-1スコットランド代表

「うんうん、そうそう、やっぱりそうだよね・・・」

ゲームを終えるアフリカ人のホイッスルが鳴った時、私は思わず声に出していた。

確信していた事が現実になった安堵感というところだろうか。

 

彼女らの足取りは、緒戦から見ると信じられないくらい軽やかだった。

(スコットランドが真正面から来てくれたので)スペースを与えられた彼女たちは、別人のようだった。

緒戦はまるで鎖でつながれたような重さだった動きが、今日は羽が生えたように軽快だった。

信じられないほどの緊張と重圧から解放された彼女たちは、存分にその持っている能力を表現してくれた。


19才の遠藤の若さ溢れる躍動感のあるプレーに岩渕が応える。

この二人の流動的な動きを菅澤が時に中盤まで下がりながら支えた。

後半になって若干遠藤の運動量が落ちると見るや、前半は遠藤に任せていた感のある鮫島が左サイドを何度も駆け上がり、

クロスを配球したり、自らシュートを打つ。

攻撃も守備も、見ていて楽しいサッカーを展開してくれた。

 

そうした魅力的なサッカーはアフリカ人のジャッジも味方にしてしまった。(笑

スコットランドのキャプテンの軽く菅澤に触れたプレーにPKを与え、
杉田が相手FWを後ろから転がしたプレーはノーファウル!
そしてDF清水の自陣ゴール前での明らかなハンド?も、ノーファウル!

まあ、これもリズムのなせる業と言えなくもないか・・・

 

これで、彼女らは自信を取り戻し、パフォーマンスをさらに上げてくれる事だろう。

慢心するところではないが、次のイングランド戦もこの調子で戦ってほしいものだ。

なでしこジャパンいあって、日本男子代表に無いもの・・・・

それは胸の星マークである。

「ワールドカップ」を手にした経験値・・・だ。

苦しくなって時に、彼女らは祈るようにその「星」に触れるはずだ。

そして、それ(星)は、彼女たちに、最後の力を振り絞る力を与えてもくれるはずなのだ。


彼女たちは、前々回の「チャンピオン」なのだから・・・

(世界一)という場に立った者だけが感じることのできる「苦しい時でも勝ち切る経験」を持っているのが、

なでしこというチームなわけで、緒戦の重圧から解放された彼女らは、「星」マークと共にさらにパフォーマンスを上げてくれるとおもうのだ、


次のイングランド戦が楽しみだ。

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このブログ記事について

このページは、よしかわゆういちが2019年6月15日 23:59に書いたブログ記事です。

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