◆ちっこい駅舎にびっくり!
ニセコを出てから(入場券購入済の)倶知安駅をスルーして、小沢駅まで急いできました。
雨は小止みにはなってきたのですが、夕闇がどんどん迫り周囲は急速に夜の帳を下して来始め、なんとも寂しくなってくるのです。「今日は頑張って小樽まで!」と思っているのですが、どうにも体力、気力が、怪しくなってきています。腰も痛い・・・それよりなにより降ったり止んだりの春の雨は、何とも気分まで暗くしてくれてしまうのです。
今日は余市まで・・・かもしれませんね。
さて、小沢駅。
着いてびっくり!
随分と小ぢんまり・・・というか、ちっこい駅舎がぽつんと・・・佇んでいます。
駅舎の中も、狭!トイレもありませんね・・・
ここ小沢駅は、昭和60年までは、函館本線と岩内線の分岐駅でした。子供の頃私は、ここまで「急行らいでん」や「急行ニセコ」で来て、ここから岩内線に乗り換えて岩内まで、岩内からバスにのって神恵内(かもえない)というところまで海水浴に行ったことがありました。(神恵内の海、綺麗な水を今でも昨日のことのように覚えています)
(路線図写真は歩王さんのブログより借用しました。歩王さん快諾ありがとうございました)
その時は、大きな駅!という記憶がありました。蒸気機関車の転車台もあったはずです。
と言って良く考えてみたらそれはもう、45年以上前の話ですね。
私の中では小沢駅は大きくて重要な分岐駅、というイメージだったわけです。
◆知らない事とは言え・・・・
さて、ホームへ。
駅名標・・・もうかなり暗くなって来ていますね。
倶知安(函館方面)を望みます。
ホームの屋根、ありませんね~。これ昔からだったのでしょうか?昔はきっと屋根あったのではないかと思います。何せこの辺りは道内でも有数の豪雪地帯です。下手に屋根があると、雪下ろしで大変な労働が発生するので撤去した、というところではないかと考えられるのですが、どうでしょう?
銀山(余市・小樽・札幌)方面を望みます。古くて立派な跨線橋がありました。雨も降っていて、急速に暗くなって来ていて私の気持ちはどうにも先へ先へと向かってしまいます。
せっかくだから跨線橋に上って・・・という気分にはなれませんでした。
しかし、後で調べてビックリ!
この跨線橋、なんと「明治時代の建設」がそのまま残っている・・・鉄道遺産クラスの構造物・・・だったらしいのです!
うわ~残念。せっかくなら登って写真撮ってくれば良かったですよね~!
知らないという事は残酷なことです。(笑
*まあ、この近くに、廃線になった旧岩内線・幌似駅跡に鉄道公園があるらしいので、そこを訪ねてまた来ましょう。その時に跨線橋はじっくりと見物することに。
ご当地入場券は、国道沿いにある佐々木商店にて。結構購入者が結構訪れるらしく、元気で朗らかなお母さんが気さくに販売してくれました。あまり夜遅いとお店がしまってしまうので要注意です。
モチーフはローカル気動車でした。
小沢駅、必ず再訪します!
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小沢駅
入場券発売先 「佐々木商店」国道5号線(倶知安方面沿い)
駅を背にすると右折です
営業時間: 7:00~18:00 無休
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