唇を噛む必要など何もない。立派な勝ち点1なのだから 女子ワールドカップ2019観戦記(1)

◆2019年6月11日

VSアルゼンチン

日本代表0-0アルゼンチン代表

◆ワールドカップ緒戦

11人のメンバーのうち半数が、4年前は「10代」だったという若い若いチーム。

4年前はそのほとんどのメンバーが「テレビでそれを見ていた」はずである。

そんな「テレビで見るような憧れの場」に初めて立つ・・・わけである。

ワールドカップ緒戦とは、彼女たちにとって「そんな場」だったということだ。

そこに、「今まで経験したこともないような「ドン引き」」が来た。11人がすべてバイタルエリアに張り付くような、極端な守備的フォーメーション。

そして、体中に鎖を巻き付けられたかのような重い緊張感。

 

こんなシチュエーションで一体私はどうしたらよいのだろうか!

 

彼女らは、おそらくそう思ったはずである。

 

何も出来ない・・・・

 

極度の緊張感の下、恐怖すら感じたはずだ。

それでも、残り5分(アディショナルを入れれば結局10分)で、アーリークロスの多発から、ようやく「得点の香り」が漂い始めた頃。

無情にもタイムアップのホイッスルが鳴った。

 

まるで勝ったかのようなアルゼンチンの選手たちに比べて、若い、なでしこのメンバー達は敗者のように唇をかみしめた。

ワールドカップの舞台、その緒戦というのは、こういうものだと思う。

 

それでも、勝ち点1は勝ち点1だ。

勝利しないと優勝などおぼつかない・・・という声もあることも承知の上で、「まだまだこれから!」と私は言い切れる。

次の試合は、多分彼女たちは「緒戦の超重圧」から解放されて、見違えたプレーを見せてくれるはず。

極度の緊張感にドン引きの相手とはいえ、全く不安を感じさせない「引き分け」を演じ、勝ち点1をキープしたわけだ。

上出来である。私はそう言い切れる。

 

次の試合。はつらつとピッチを駆け巡る彼女らの姿を見るのが楽しみで仕方ない。

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このページは、よしかわゆういちが2019年6月11日 19:16に書いたブログ記事です。

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