◆まさかの時間切れ
熱郛駅を出て、「昆布駅には17:00には滑り込みたい」と、5号線を急いで走った。
なんとか16:40頃に滑り込むように到着。急いで、隣の「ニセコ観光センター」へ・・・・あれ?
うわ!
ニセコ観光センターは16:00終了・・・・
まさかの勘違い、私は17:00までだと思っていたら、なんと終わりは16:00だったというオチ。まじか!?
ガッカリ・・・
夕闇が迫る駅は、とにかく静かで寂しい・・・寂寥感がつのる・・・
夕暮れで、伝統が灯ると、寂しさはさらに増す・・・
三月末なのに、この積雪・・・空はまだ鉛色、いつでも雪が降ってきそうな感じ・・・
立派な跨線橋も、薄暗くなってくると静かすぎて、ちょっと気味が悪い感じさえする。
ガックリと気落ちする自分をなだめて、次のニセコへと急ぐ・・・
(4月29日再訪)
連休を利用して再訪。駅よりも先に、150mほど先にある「ニセコ観光情報センター」へ行き、入場券を購入。
わずか1か月で雪はすべて消え、昼に訪れたこともあり、とにかく明るくて開放的な空気が漂う。
静かな事には変わりはないが、やはり明るいと気持ちも前向きになるものだ。
3月21日のホームと4月29日のホーム。
ほぼ同じポジションなのだけれども、同じ場所とは思えないほど雰囲気が違うのがわかるだろうか・・・
しかし、静かなことは同じ。時折車の走行音以外は何も音がしない・・・静寂。
明るいエントランスを抜けて、駅舎に入る。
狭い空間には椅子だけ、トイレもない。
跨線橋をのぼり、函館方面を望む。周囲には一軒の温泉旅館、とニセコ情報センター。それ以外は何もない。
札幌(余市・小樽)方面を望む。
駅名標
跨線橋も明るい日差しの下だと、何か、楽しそうな雰囲気が醸し出されるから不思議である。
一日7往復、14本の列車がこの駅に止まってくれる。
運賃表。すぐ近くの隣の駅まで220円とは、首都圏などでは考えられない「一区間料金」だろうな。
温泉に訪れるなら冬場も悪くないが、この駅は、やはり明るい燦燦とした日差しが良く似合うと思う。
そして、私の「ご当地入場券購入の旅」は、時間を戻して3月21日の夕方・ニセコ駅に戻るのである。
記念入場券の図柄は「急行ニセコ」14系客車での豪華急行、一度乗ってみたかった車両ではある。
************************
昆布駅
入場券発売先 【ニセコエリア情報センター】(昆布駅となり)
営業時間:9:00~16:00
休業日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日)および年末年始
************************
◆わがまちご当地入場券購入の旅インデックス