小池さんの敗因は「アウフヘーベン」という事だ。

◆2017年10月25日(水)江別は晴れ

koike
(Webダイヤモンド・online 10・25より)

小池さんの敗因・・・

◆アウフへーベンがその理由?

小池さんはアウフヘーベンという言葉を使った。世間はその言葉のその意味の解釈にざわついた。

今回、下手をすると大変なことになってしまう・・・自民党が惨敗することになってしまう・・・と私は恐れてしまっていたのだけれども、結果はまるで逆。

小池さんが政権近くまで議席を伸ばす?まであるかな・・・とも思った。希望の党が政権の選択肢になるというのは自民党に失礼とも思ってはいたのだが・・・。

民進党から来たい人はどうぞ、ただし、私(小池)の出す踏み絵を踏めない人は入れてあげません。(排除します)

という排除の論理が、こいつ何様?上から目線、えらそうに?と、総スカンを喰らった。

大して立憲民主は候補者たちが「人気取り(希望)には行かずに自分の信念(理念)を持ってる」というところが受け入れられて躍進した。

アウフヘーベンは哲学用語で、邦訳では「止揚」や「揚棄」と呼ばれる。ドイツの哲学者ヘーゲルが概念化した弁証法と呼ばれる思考形式の一現象である。簡単にいえば、ある命題Aとそれを否定する命題非Aが同時に存在すると、矛盾と否定が生じるが、それを乗り越えて、新しい第3の命題を創り、矛盾を乗り越えるという論理形式だ。この「矛盾を乗り越えること」をアウフヘーベンという。(ダイヤモンドオンラインwebページより

希望の党と民主党は相いれない「政治理念」を持っているけれども、それを乗り越えて、「新しい理念や政策」を打ち出して行ければ、それはアウフへーベンそのものであり、おそらく新しい局面が切り開けた。(場合によっては政権奪取?が起きた?)

恐らくは小池さんは「異なることを掛け合わせることで、新しい事を生み出す」比喩的に、この言葉をつかったのだと思う。

ところが、小池さんが取ったのは「相いれないモノ」の単純な排除であり、そこから派生したのが「コミュニケーション不足」という結果だった。

相手の話(主義、主張)にきちんと対峙し耳を傾ける事がコミュニケーションの基本である。

ところが、自らが高支持率、敵なしの状態になると、自身への「全能感」に支配され(いわゆる「おごり」が生じ)自分と相いれないモノへの対峙、傾聴がおろそかになる。

そう、全能感により「自分が正しい、自分以外はバカである」というような錯覚に支配され、「間違っている他者を一方的に排除する」行動に出てしまうのだ。

結果、相手とコミュニケーション不全となる。

加計・森友問題での安倍総理。
民主党合流問題での小池さん。

ともに、国民、他の党、つまり「自分とは相いれない考え方」への尊重や傾聴、コミュニケーションが出来なかったということだ。

従って、指示が失われ、

都議選での自民党惨敗。
衆院選での希望の党惨敗。

と、なったのだと思う。

「自分と相いれない考え方」に対峙し、耳を傾けるというのは、とても面倒なことだ。時として耳の痛い話もあろう。ただ、それを厭うてしまうと、コミュニケーションが成立せず、独裁となってしまうということだ。そして、それは、いつしかい「自分への他者からの支持を失う」という結果につながる。

コミュニケーション不全・・・

恐ろしいものだ。

桃組では、桃知師匠の指導の下で「二項対立、単純な白と黒の色分けではなく、そこに「灰色」を見よ」と教わって来た。

自分の考え、自分とは相いれない考え、これを重ねて「灰色」の状態を求めて行こうとすることで、少なくとも相手との深刻な対立、コミュニケーション不足を軽減しよう・・・とだ。

そこには「信頼性(他者から信頼される能力)」が必要になる。

「信頼性(他者から信頼される能力)」を磨くために「情報発信する力を磨け」と教えられた。

排除の論理には、「情報発信」が伴わない。相手に語る前に切ってしまう・・・という行為が発生してしまうからだ。

小池さんの敗因からは「アウフヘーベン」の欠如から起きるコミュニケーション不全が恐ろしい結果(結果として相手(国民)から排除される)を生むことがわかる。
(そして、これは安倍総理が追い込まれた状況も全く同じといえる)

ますます「信頼性」=「情報発信能力」を磨くことが必要なのだといえるわけだ。

桃組の思考と主張は、古くて新しい・・・・

自分も、情報発信をもっと行っていかなくては・・・と痛感するのだ。

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このページは、よしかわゆういちが2017年10月25日 23:20に書いたブログ記事です。

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