ファイターズに、本当に清宮は必要なんだろうか?

◆2017年10月26日(木)北見は晴れ

スポニチアネックス

スポニチアネックス2017-10-26 より

今日は出張で北見に来ていた。

夕方、ドラフトの指名速報をマスコミが伝えていたのだが、なんと清宮選手はファイターズが交渉権を得たとの事。

親御さんによる「清宮家球団面接」に広島と並んで、ただ2球団参加しなかったのがファイターズと聞いた。なので、指名はしないんだなと思い込んでいた。全く裏をかいての指名・・・

中田のFA宣言・他球団への転出?を織り込んでの指名なのだろうか・・・?

 

私は、正直、清宮選手を良く思っていなかった。私が見たほんの数試合がたまたまそうだったのかもしれないけれど・・・・

彼は「凡打での全力疾走」をサボるときがある。

それは、「打ち損じのくやしい気持ち」の表れとわからないでもないけれど、少なくとも真摯なプレートは言い難い。

逆に「手応え十分の時も全力疾走」しない事もある。

それは、「間違いなくホームラン」という手応えであれば、その必要もないのかもしれないけれど、もし、その打球が強風で戻されてフェンス直撃に終わったらどうするのだろう?

さらに、全力疾走しないだけでなく、「手応え十分の時、自分の打球に見入る」事すらある。

プロで十分に実績を積んだ選手ですら、なかなかお目にかかれないシーンでもある。

 

そう、私の目には、

「彼は野球をなめている・真摯に取り組んでいない」

ように映ってしまうのだ。

「金属バット」ほど伸びない「木製のバット」で、「高校生とははるかに違う質の高いタマ」が来るプロで打球の詰まりが頻発する世界を目指そうとするものが、一球一打に全力を傾ける、一瞬たりとも気を抜かないプレーが出来ないでどうする!

という気持ちなのだ。彼が3年次にキャプテンを監督から指名されたのも「野球にまっすぐ、真摯に取り組む姿勢を取り戻す」ために・・・だと私には思えるのだ。

100本を超えるホームランはともかくとして(練習試合でのホームランの数など、全く何の意味も無いのだ)、彼の「低めのボールをさばく技術」は大したものだと思う。ここはすぐにでも通用すると思うし、高校生ではなかなかお目にかかれるものではない。この点、自分の力に天狗になるのも無理はない、とも思える。

しかし、今年のU-18の野球のワールドカップ。木製バットでの米国戦での彼は、全くいいところが無かった。米国のパワーピッチャーの重いストレート、動くボールに手も足も出ず、外野にすらボールは飛ばなかった。金属バットは、やや詰まっても反発で打球は鋭く抜けてくれる。芯を外しても、柵越だってある。しかし、木製バットではそうはいかない。キッチリ芯を喰い、ミートポイントを一定にさせる技術がいる。ミートポイントは速くても、遅くてもダメなのだ。文字通りのジャストミートが求められる。しかし、かれは金属バットで「アバウトでも柵を超えるパワーがある」と妙な自信を持っているところがうかがえるので、心配なのだ。

案の定、ちょっとでも芯を外すと飛んでくれない木製バットと、米国の投手のパワーピッチに押されてしまうと手も足も出なくなってしまう。

あのワールドカップを見終えて、私は「ファイターズには清宮はいらないな」と感じた。

 

対して、ロッテが1位指名した履正社の安田は実績(ホームランの数?)こそ清宮に見劣りするけれども、野球に対する姿勢は素晴らしい。

「自分のレベルの選手はほかにいっぱいいる。なので、引っ張って打てるだけではなく、逆方向にも強い打球を打てる打者にならないといけない」

と、積極的に逆方向にも大きな・強い打球を飛ばせるように練習を積んで来たという。清宮との「気持ちの差」は歴然である。

私はこちらにファイターズに来てほしかった。(笑

 

もともと全国から選りすぐられた、野球のエリート中のエリートが集まり、さらにその中でしのぎを削る世界だ。

華やかな見かけの裏で、どの選手も、文字通り「生活をかけて闘っている世界」がプロ野球である。そんな、選ばれし者の真剣勝負の世界だからこそ、我々は「金を払って見に行く」価値があるわけだ。

プロのスピードに、おそらく清宮は相当手こずるだろう。そのまま潰れてしまうかもしれない。しかし、大器の片りんは私も認めざるを得ない。

プロの壁、思うように活躍できない時期に、逃げず、腐らず、弱音を吐かず、乗り越えることが出来たら、彼はとんでもない大物になるかもしれないと私も思う。

出来れば、そんな姿を見てみたいのだが・・・

 

ひとつだけ、彼の存在に救いがあるとすれば、「同じ(一塁という)ポジションに危機感を持った」中田の超覚醒である。

清宮の活躍より、私には、こちらの方が期待できそうな気がする。

清宮の存在が、中田を再生させ、40本以上の本塁打をもたらせてくれそうな気がして、むしろそっちにワクワクしている。

 

そういう意味では「ファイターズに清宮は必要」なのかもしれない。

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このページは、よしかわゆういちが2017年10月26日 23:48に書いたブログ記事です。

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