何とも評価の微妙な試合になってしまったかな。 サッカーアジアカップ観戦記(イラク戦)

◆2015年1月17日(土)

日本代表 1-0 イラク代表

asiacup2015VSiraq

(NikkanSports.com より)

◆ここまで来るのに23年かかった・・・・

高温多湿のコンディションに、すっかり足の止まってしまったイラクに対し、日本は中盤から最終ラインの間でボールをキープする。

1-0 最小点差で試合の終盤になっても、今日の日本代表の試合運びは全く綻びを感じさせない。

ピッチを支配し、全く負ける要素を感じさせず逃げ切りをはかる大人の試合運び・・・・


あのわずか20数秒を守りきる、逃げ切ることの出来なかった相手に、今日はボールをほとんど持たせることすら許さない、点差以上に力の差を感じさせる完勝である。

点が取れなくても、1点さえあればしっかりと試合を勝ちきることが出来る・・・

20数秒を守りきれずピッチ上で涙した、ひ弱でナイーブなチームは20年以上の歳月を経て、逞しく変身してくれた。

(勿論、「アジアの枠の中」という状況ではあるのだが。)

 

◆評価は微妙な試合では、ある。

・この内容であれば、大勝したかった。

本田の「ゴールポストに阻まれた?」シュートは実に3本。 岡崎のドンピシャノヘッドはGK正面・・・と、あと、「コンマ数秒でもタイミングが早く合っていれば」3-0、4-0でもおかしくなかった試合でもある。

決定力の無さは、依然として解消されていない。

盤石の守備陣との連動があり、試合そのものは危なげのない内容ではあった。

しかし、相手はメンバーのほとんどが23才以下と若いチーム。(登録23名中19名)

このメンバーはすぐ先のワールドカップ予選で、また、相まみえるかも知れない相手でもある。

「日本、与しやすし・・・」と、とられるのではなく、完膚無きまでに叩きのめして、「とても勝てる相手では無い」と、闘う前から戦意を奪ってしまうほど、やっつけてしまわなければならなかったのでもあるのだ。

今、日本代表がブラジル代表に真剣勝負の場で勝つ・・・と、真顔で言える人は何人いるだろうか・・・闘う前に、「どうせブラジルには勝てっこない」というメンタルが働いて当然の相手なのである。日本も、ここでこっぴどくイラクを叩いておいて、次のタイトルマッチでも、闘う前から戦意を奪うくらいの勝ち方をするチャンスでもあったのだ。

私は、本田のポストを叩いたシュートの数々を「不運」で片付けたくない。あれは、あとほんのわずかコンビネーションかスピードアップされていれば、研ぎ澄まされていれば、間違いなくビューティフルゴールとなったはずなのだ。

そこが、とても悔しい。


・タイトルマッチの予選リーグ1試合は、勝ち点3以上のものは無い

この試合は予選リーグ。突破するために必要なのは一つの試合では勝ち点3である。

どんな無様な試合運びでも勝ち点3を得る事ができれば、それ以上は無いともいえるのである。

タイトルマッチでは、結果が全て。

この相手から勝ち点3を取れたと言うことで文句は無いのではなかろうか。

で、あれば何の文句もない。


相反する二つの評価の狭間で、私は揺れている。(笑

 

いずれにしても、次のヨルダン戦がまた、楽しみではある。

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このページは、よしかわゆういちが2015年1月17日 00:26に書いたブログ記事です。

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