日本代表は強くなった、そして、まだ終わったわけではない・・・ワールドカップ観戦記

日本代表 0-0 ギリシャ代表

日本ギリシア戦 

朝日新聞デジタル より

◆それでも、日本代表は強くなった・・・と思う

大方の報道は、10人を相手に攻めきれなかった事、迷走した采配?を批判するモノだ。

そして、私も、その一人ではある。

 

・もう二歩、三歩、相手ペナルティエリアに侵入する勝負をして欲しかった。
・入れないなら、ミドルをもっと打って欲しかった。
・サイドからのクロスをもっと早く低いモノで攻めて欲しかった。

 

などなど、言いたいことはある。

しかし、これは勝負のアヤと言えるものでもある。もともと、守備を重視するのが持ち味のチームが10人になってしまった。これで、専守防衛というこれ以上ない「明確なテーマ」を与えてしまった。

守備が持ち味のチームに、「徹底してその持ち味で闘うんだ!」という明確な戦い方を全員で意思統一されてしまっては、これはギリシャの選手達に獲っては闘いやすいし、日本にとってはこれ以上やりにくい相手はいない。

しかし、反対にギリシャの側から見てみると、彼らは全く勝ち点3は欲しく無かったのだろうか?そんなことはない、彼らだってあわよくば勝ち点3は欲しかったはずだ。

しかし、「とてもそれ(勝ち点3)を狙いに行けるほど、相手はたやすくなかった」・・・・それが、ギリシャから見た日本の姿でもあったわけだ。

つまり、ギリシャから見た日本代表は

 

「とても勝ち点3をとれそうな相手では無いから、なりふり構わず引き分けを狙い、勝ち点1を獲りに行かざるを得ない(守りに入らざるを得ない)」

という、相手だったわけだ。

 

 

相手が全員自陣に引きこもり、全く出て来ない。

サイド深く侵入して上げられるクロスも、専守防衛で(前線への攻撃の意図もなく)ただ、遠くへ蹴り出すだけ・・・

日本をリスペクトし、その速さと鋭さを怖れる余りの、守備的なスタイル。どうしても、その厚くて固い守備に手を焼くアタッカー陣。

ワールドカップの予選で、アジアの相手で何度も目にしたシーンである。


 

私達の目前で繰り広げられた戦いは、予選のそれではない。

ワールドカップの1次リーグという本番の場のそれである。

相手は、アジアのチームではない。かりそめにも、ヨーロッパでチャンピオンになったチームだ。

ワールドカップの本番の場、真剣勝負の場で、ヨーロッパチャンピオンを相手に、それを自陣に釘付けにし、圧倒してしまう・・・


過去の日本代表の歴史に、こんなシーンはあっただろうか?

私の記憶では、断じて、無い。

 

それが、今回のギリシャ戦の一つの評価であろうと、私は思う。

 

試合内容に、結果に、100%満足はしていない。いや、不満と批判の方が(私も)多い。

しかし、相手を圧倒して、終盤の何分かは恐怖のどん底に陥れた姿・・・も、紛れもなく日本代表の姿でもあったわけだ。

 


まだ、終わったわけではない。

突破は限りなく難しくなっただけで、可能性がゼロになったわけでもない。

自信を失うことは、何一つ無い。

そして、闘って欲しいと心から思うのみだ。

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このページは、よしかわゆういちが2014年6月23日 01:55に書いたブログ記事です。

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