失望と落胆と、そして冷たい怒り・・・ワールドカップ観戦記(VS コートジボワール戦)

◆2014年6月15日(日)

日本代表 1-2 コートジボワール代表

コートジボワール戦

朝日新聞デジタル より

失望、落胆、そして冷たい怒り


緒戦:1 始まったばかりのころの戦争。2 試合や勝負の第1回目。

緒戦は難しい・・・始めの第一歩の緊張と、高温多湿で劣悪な環境。日本代表にのしかかる緒戦というものに対する重圧は理解出来なくは無い。

しかし、相手だってそれは同じ。

むしろ、コートジボワールの方がそれは強かったかもしれない。何せ、エース中のエースをコンディション不良で、スタートメンバーから欠いていたのだ。

キックオフ直後から、最終ラインは深め。出足が鈍く、明らかに緊張と重圧に腰が引けて、どうしても一歩目が遅れる。

点を獲りに行くのではなく、点を失うことの恐怖に足がすくんでしまっているのだ。

 

初めてのシュートが本田によってゴールを割られ、先制点を得てからもそれは変わらなかった。

 

バイタルエリアでボールを持ちながらも、「勝負」して自らシュートに持ち込もうとする姿勢を全く見せず、横パスに逃げ、他のプレーヤーに「責任を預けてしまう」悪い時の日本代表の顔がでてしまった。


恐怖の為に、最終ラインが前に出られず、前線との間に距離が出来てしまう。

相手の攻撃の芽を摘み、それをダイレクトに放り込めるスペースはいくらでもあったのに。

消極的な戦いに終始してしまっていた。

 

相手は決して良くなかった。エースが投入されるまでは、攻撃の形は出来ても、フィニッシュの精度が悪く。決して力量がかなわない相手では無い。

それでも、結果としては完敗。

「自分たちでやりたい、やろうとしているサッカーが出来なかった」

キャプテンの敗戦の弁である。

違う。

出来なかったのではない、やろうとしなかったのだ。相手に負ける前に、自分に負けてしまっていたのだ。

勝利への渇望よりも、失う事への恐怖に負けてしまっていた。

そして、相手のエースが投入された途端に混乱と恐怖がピークに達し、あっさりと失点。

 

相手に力量の差を見せつけられて、叩きのめされた方がまだ良い。

 

 

ワールドカップ本戦という舞台でで「始めて」指揮をとるザックにも失望。

先発メンバーは「明らかに守備」を重視するメンバー。監督からして、すでに、セーフティ、消極的に・・・と、メッセージングするに至っては、すでに監督が「重圧を感じ、相手を怖れている」と表明してしまっているようなモノだ。

ここは、「いままでの自分たち(の攻撃的なサッカーを)信じて」積極的に行こう!と、重圧におびえる選手達を鼓舞すべきではなかったのだろうか?

 

チーム全体が、闘う前から気持ちで自分に負け、持っているモノを何一つ出せなかった事に、失望と落胆。


闘う集団にすら慣れなかったことに、冷たい怒りをも感じるのだ。

 

まだ、二試合あるというが、抱負を語る前に、まず「闘う」姿勢を取り戻して欲しいものだ。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.yo4.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/967

Powered by Movable Type 5.02

ウェブページ

このブログ記事について

このページは、よしかわゆういちが2014年6月15日 12:29に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「前回優勝国のジンクスはスペインにもあてはまってしまうのか・・・?」です。

次のブログ記事は「これじゃ、南アの時と同じなんだよ!どうしてこうなってしまうの?ワールドカップサッカー ブラジル大会」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。