白銀のゲレンデに舞う粉雪のを感じられるかも・・・東野圭吾 疾風ロンドを読む

◆2013年12月9日(月)


疾風ロンド

東野圭吾著

実業之日本社文庫

680円+税

◆ページを開くと、あなたはいつの間にかゲレンデに立っている・・・?

東野圭吾の趣味はよく知らないのだが、スキーかスノーボードをやる人なのだと思う。多分、スノーボードだろうな。

それも、結構な滑り手だろう。

そうでなければ、あの動的な滑走感は書けないだろう。

急なエッジングで、自分のすぐ脇で湧き立つ雪煙!それが、頬を伝うかすかな霧の冷たさ!

滑走感覚の描写は、紛れもなくスキーヤー、ボーダーのそれだ。


途中から、私は、ストーリーより、自分もゲレンデに飛び出したくてウズウズして仕方無くなってしまった。(笑

 

◆ストーリーテラーとしての一流の作家の技

集中すると2時間くらいで読めてしまう、読みやすい語り口。読者はスキーに乗せられているように、爽快感のある筋書きに放り込まれる。

カテゴリ的にはミステリなのだろうが、ミステリと言うよりはアップテンポのサスペンス映画をみているようなエッジの効いたシャープなストーリー。スピード感に、あっという間に最終章まで連れて行かれる。

オチが読めてしまった所はあったが、まあ、とにかく「面白い」、飽きさせず、一気に読ませてくれる一冊。

作者の読者を楽しませようとする「エンタテイメント」の力を素直に楽しむ一冊だろう。

長距離移動のお供としては多分、最適だろうな。

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このページは、よしかわゆういちが2013年12月 9日 23:04に書いたブログ記事です。

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