桃組・小さな勉強会受講レポート(その1 桃知さん講演)

◆2013年1月26日(土)浅草は晴れ 寒い

アベノミクスに期待する!

桃知さん

◆アベノミクスへの期待

アベノミクスは地場型中小建設業の福音となるのだろうか・・・?という投げかけから講演がスタート。

桃知さんは、アベノミクスの本質を、

・大胆な金融政策
・機動的な財政政策
・民間投資を喚起する成長戦略

と、位置づけ「波及効果のある公共事業」の牽引車として期待している。

それは、

・国民の(経済への)不安の払拭 (括弧は私が追加)
・次の民需を誘引する公共事業

とも、定義されるものだとされる。

そして、

・コンクリートから人へ

という民主党のスローガンから、

・人から企業へ

「おカネ」を回す・・・としているのだという。

「おカネ」を人という」「個人」ではなく、「企業(または業界)」という(桃知さんの言う)種に回付する遠い雨天に、アベノミクスの特徴と本質があるというのだ。

これ(企業(または業界)に「おカネ」を回し、経済を復興させようとすること)は、現在の実体経済への処方箋としては、もっとも優れており、実際的なモノであると考えられるとも、いう。


◆アベノミクスのアキレス腱

しかし、このアベノミクスにも致命的なアキレス腱がある。それは、「限られた財源」という点だ。国債発行ばかりで、それをまかなうには、問題がある。

この点につき、桃知さんは大胆な提案を用いてきた。

それは、「政府貨幣の増発行でそれをまかなっては?」という提案だ。

私もわすれていたが、

紙幣発行・・・日銀の専権事項であるが、貨幣鋳造は政府の専権事項であり、立法措置が不要で、閣議決定でそれがまかなえてしまう、と言うことだ。

例えば、500円玉を大量に発行する。2000億枚発行すれば、それは100兆円となる。そして、それを日銀に引き受けさせる。国債と違い、それは、利息の発生しない日銀への引き受けとなり、市中にお金を回す事ができるというわけだ。

経済学者のスティグリッツも、ポールクルーグマンも、

現在のデフレの体経済成長を脱却させるには、市中貨幣流通量を増やすことだと言う点では一致しており、この「500円玉大量発行作戦」は利息を伴わない国債発行に匹敵する、まさに裏技的、経済対応なのだ・・・と。

 

◆それは、唐突に終わった・・・

どこにも欠点の無さそうな、「500円玉大量発行作戦」だが、それは、前例が無いと言う点に置いて、実現性に障害と問題がありそうだ・・・・

という所で、唐突にこの講演は終わった。

ここから、「動き出せ、えぶりばでぃ」的に、現実の我々の行動規範的なIT活用へ、

または、「ひねり」を用いたIT活用で「繋がり」を求めての活動へ

或いは、また、あらたな活動規範がしめされるか・・・

受講者の空気は、それへの期待にあふれたまま、唐突に「以上、終わり」という言葉でそのまま投げ出された。

 

◆所感 それは、病魔に倒れる以前のものと遜色が無かった・・・

桃知さんの、ガス欠・・・というより、リハビリ中の現在としては、これが限界だったとの事。

しかし、リハビリ中・・・ということを忘れさせてしまうほど、その語りは、熱を帯び、私たちを引きいれた。

ひとつに、桃知さんが倒れたと同時に興きた、民主党政権が自滅し、(今のところ)地域と企業というコミュニティ志向の自民党が復活したことが、そのイマジネーションに火をつけたということがあるだろう。(と、私は思う)

桃知利男のエンジンに、復活した自民党が火を入れてくれたと言えるのかもしれない。


復帰後の講演としては、最高のデキだ、と私は感じた。受講者のほとんどが、(リハビリであることを忘れて)その論に、聞き入った点からも、それは私だけの感想ではなかったとも思う。


安倍政権のデキが、そのまま、桃知さんの講演のデキを左右するような気もする。(笑

体力と気力と相談なのだろうが・・・今後の桃知さんの完全復活を期待させるに十分な内容ではあった。(それは、なるかもしれないし、ならないかもしれないのだが・・・)

 

 

しかし、私(吉川)は、2%のインフレターゲット論は、非常に難しいとは思っている。動き始めてしまったインフレは、それを抑えることは非常に難しいだろうと・・・

それは、あっという間に、2%を軽く越え、5%~10%まですぐ行ってしまうだろうと・・・である。

物価の上昇が、給与の上昇を超えてしまう状況が、すぐ来てしまうのではないか・・・とである。

おそらくは、かなり高い確率でそうなってしまうのだろうと覚悟はしている。

 

それでも、現状の、このどうしようもなく閉塞に満ちたデフレよりは、はるかによいと・・・思うのだ。

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このページは、よしかわゆういちが2013年1月26日 23:25に書いたブログ記事です。

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