敦賀原発、廃炉報道に思う・・・今すべきは即刻の廃炉ではない!

◆2012年12月11日(火)

日本原電廃炉?

MSN 産経ニュース 2012.12.10 21:02 (1/2ページ)

敦賀原発が活断層の影響で、廃炉の可能性が出てきたという・・・・

◆原子力発電所の是非・・・

衆院選でも、「卒原発」とか、「脱原発」などというフレーズが、かまびすしい・・・・しかし、よく考えてみて欲しい。

アナタの勤めている会社が、ご主人、奥さんが勤めている会社が、

「明日から操業停止!(または、廃業!)」

と、言われたら・・・どうだろう。

 

私は、「原発反対論者」では、ある。

原子力は、暴走を始めると人間の力では制御出来ない。

人間は、「自らの力で制御出来ない」ものに手を出してはいけない・・・と、私は考えている。

なので、いずれは原子炉も廃炉すべきだという考え方ではある。

しかし、それは、決して「今すぐ」ではないのだ。

断じて「今」ではない。

 

原子力発電は、その立地から「国策」として推進されてきた経緯がある。

国の後押しを受けて、そこには産業と土地と人が結びつき、ひとつの地域共同体を形成してきた経緯がある。

そう、原発=マチ の構図がそこ、ここに描かれてしまっているのだ。

私の地元、北海道でも、同じマチがある。

 

原発が止まると、交付金が止まる・・・行政サービスが止まる(か強烈に低下する)

そして、マチが機能停止に陥る・・・

そこには、大量の失業をはじめとする「痛み」の構図が広がるのだ。

 

原発は、廃炉すべきではある、しかし、それは「今すぐ」ではなく、ゆっくりと10年でも15年でもかけて、

「その痛みを、変化を最小限にとどめながら」

じんわりと行って行かなくてはいけない・・・のだと思う。

 

原電・・・日本原子力発電株式会社・・・直営で約2000人の従業員がいて、1450億円の年間売り上げがある。

そこに依存している数多の企業群・・・

そこに多額の融資をしている銀行群・・・

考えても見て欲しい、原電が今すぐ倒れてしまうと、とんでもない金額の融資が焦げ付く、そうなると、その銀行は貸し渋りをせざるを得ず、融資を受けられず立ちゆかなくなる零細企業が必ず出てしまうだろう。

風が吹けば桶屋が・・・ではないが、原子力関係産業が立ちゆかなくなると、思いも寄らない業種の企業が、深刻な影響を受ける事になるのだ・・・

原発反対を強靱に唱えているひとにも、それは直撃するかもしれないのだ。

 

原発は危険極まりないものだ。

しかし、可能な限り、その危険性を低め、安全を希求しつつ、ソフトランディングで長い時間をかけて廃炉に向かって手当てする。

今、すべきは、決して即刻の廃炉ではない、断じて!

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