恐らくは、本当のアウエー戦を初めて味わったか・・・ ワールドカップ予選観戦記 VS 北朝鮮戦い

2011wc-4

北朝鮮代表(H) 1 - 0 日本代表(A)


◆ピッチでは、恐怖すら感じたのではないか・・・

近いけど、本当に厳しいアウエーだった。

国歌斉唱から「本気のブーイング」を受け、

5万?7万?もっといたのだろうか・・・の観客の全員が敵。

スルーパスひとつ通るだけで、大チャンスかのような巨大なうねりを伴う声援。逆に日本の選手が相手を倒そうモノのなら、レフェリーはカードを出さなくとも、レッドカードが出たかのような大ブーイング。

そして、ピッチ。
初めての「人工芝」である。ボールがゴムボールのように高く弾む!なんだよ、これ!

これは、申し訳ないが国際Aマッチをやるような環境ではないだろう・・・たしかFIFAの規約でも「天然芝」が義務づけられていたんじゃないかなぁ・・・(だからこそ札幌ドームはドームでありながら、莫大な費用をかけて天然芝を導入したんだよな・・・)

当然に北朝鮮の連中は、この「高く弾むピッチ」は慣れたモノだろうが・・・

我々が体験する初めての「本物のアウエー」では無かったかと思う。

そして、そんな「過酷」な状況でザックが送り出したメンバーは・・・

出場機会に恵まれなかったメンバーが大勢含まれていたわけだ。

よく言えば、テストマッチ・・・悪く言えば捨て試合・・・だ。

最終予選に進む2チームを決める試合。それ以上でも以下でもない。それが、この予選の試合である。

突破確定・・・という結果が出ている以上、この試合における勝ち負けに殆ど意味はない。

選手のモチベーションだって維持することも難しい位置づけの試合だ。

であれば、捨て試合上等、試合経験の少ない選手の登用、レギュラー組の余計なカードを受ける事のリスクヘッジ・・・などなどでザックの選択は大いに納得できるモノである。

0 - 1という点差での敗退も、この環境とコンディションとモチベーションでよく戦ったといえる。


ワールドカップ予選に「捨て試合」を作れたことなど、かつて無かったのではないだろうか?
そして、先を見据えて、現実(勝てなくても良い試合の造り方)に手を打ったザックの取組は、かつての代表監督には無かったモノだ。

そして、今後、ことある事に立ちはだかるであろう「近く手厳しいアウエー」である北朝鮮のホームでの対戦を経験出来た事は収穫だろう。今後、勝負がかかる局面で、あそこで、あの環境で試合をすることもきっとあるはずだ。その時にこそ、今回の経験が生きるはずだ。

しかし、収穫はそれだけ・・・だったのではなかろうか・・・(笑



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このページは、よしかわゆういちが2011年11月16日 12:12に書いたブログ記事です。

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