「職人でいる覚悟」 黙って真面目に働く人こそ仕事人だ ・・・山下達郎

tatsuro
(asahi.comにもwebで出ていた・・・)

■山下達郎の信念

僕はアーティストという言葉が好きではありません。知識人とか文化人といった、上から目線の「私は君たちとは違う」と言わんばかりの呼称も全く受け入れられない。名が知られていることに何の意味があるのでしょうか。市井の黙々と真面目に働いている人間が一番偉い。それが僕の信念です。

このフレーズに思わず引き込まれた。およそ、彼の音楽から受けられる軽快で爽やかなイメージとはかけ離れた、泥臭い香りのする言葉である。

指物師が尺も何も使わずに目分量で切って、ビシッと寸分違わず枠をはめるとか、グラインダーの研磨の火花でアンチモンが何%入っているか分かるとか、本物の職人技を見ると心底感動します。きっとそういう職人たちは有名になることにはこだわりがないでしょう。人の役に立つ技術を自分の能力の限り追い求めているだけ。それが仕事をする人間の本来の姿だと思います。

この言葉にも、グッと来た。私も社会人の端くれとして「プロフェッショナル」「プロの仕事」って何だ・・・?を常に考え続けている。職人の「目分量」が時として器械で計測するより正確であったりする、人間業を越えた技量に対する尊敬を表して「職人芸」という言葉がある。

プロの仕事とはまさに、そう言うものなのだろうと思う。

僕も姿勢は職人です。作った曲が誰かに喜んでもらえればそれでいい。この社会は職種に関わらず、懸命な仕事人の働きによって回っていると思います。

私は「懸命な仕事」が出来ているだろうか・・・新聞を持ちながら、ずっと考えていた。まだまだ、「懸命」さが足りないのではないだろうか?

はっきり言って、功成り名を遂げた山下氏にしてこの言葉である。

「懸命」でありたい・・・と、素直に思えた一文であった。

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このページは、よしかわゆういちが2011年8月 9日 00:07に書いたブログ記事です。

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