桃知組小さな勉強会「公共事業は日本を救う」で学んだこと(4)

■2011年2月15日(火)江別は晴れ

桃組勉強会 トリは当然に桃知さん。

桃知さん講演

最近、極端に思考能力が低下している私であります。

このエントリーは、まとめでも、速記でもありません。単なるメモと化してしまっております。

最近、私の能力が記憶力、表現力、構成力等々、極端に低下しております。(もともと無かったのを自覚しただけとも言いますが・笑)自分でそれが感じられるので、他者にはもっとそれが感じられると思っております。なので、以下は、ひどい文章になってしまう事を承知の上で書きます。そうでもしないと、自分がもっと馬鹿になってしまうと危惧するからです。

【 公共事業が日本を救う 】

今日は建設業関係は5名・・・・本来建設業に向けた情報発信と考察の場であったはずなのだが、建設業の方々の参加が減ってきている。
建設業はキツイ。本当にダメになってきている。公共事業は建設業を救うにならないとダメだと思っている。では、公共事業は日本を救うのか?

この本は日本の国内需要を増やしましょう。日本にあるものを使って行きましょうと言う話だ。

藤井著 『公共事業が日本を救う』は、コンクリートから人へ、これは鳩山さんのキャッチフレーズだが、この本は民主党批判から入っている。
ウラを返すと自民党なら良いか・・と言う話だが、それでもダメなんだな。

『日本経済論』―「国際競争力」という幻想 松原隆一郎
藤井著を読み込むには、この本を下敷きにしなくてはいけなかった。これは私の直感である。

そしてこの本は、小泉改革が自民党としてのターニングポイントだったと言っている。

1.コンクリートから人への嘘
  ・本当は特異な国なのか?
  ・今や日本の公共事業費は先進国並み
  ・本当に「日本の道路は世界トップレベルなのか?

民主党は何を目指していたのか?

          ■市民が引き受ける政治■
              (参加主義)

  ①本来日本が目指す
     べき立場      
                 ↑
■談合主義       ←   →    ■市場主義■
                 ↓
      ②旧自民党        ③小泉構造改革
        の立場

          ■官僚に任せる制度■
              (権威主義)

官僚に任せる市場主義=重商主義 小泉構造改革 
・重商主義金利をさげて円高基調を作り輸出をしやすくする。

1990年代の小渕政権時 公共事業大発注
2000年代の小泉政権以降 公共事業大削減(重商主義)二項対立 外国に対し(日本のカネを)投資

これからの日本は内需を拡大しないといけない。→内需を拡大したいとすると公共事業が大事。

重商主義を批判したのはアダムスミス。

2.「豊かな街をつくる」・・・街的な暮らし

  ・まちなかでの豊かな暮らし
  ・交通のあり方と豊かな暮らし
  ・変わりゆく街の暮らし
  ・クルマの流入が街の姿を変えた
  ・クルマを閉め出していればシャッター街化を食い止められた
  ・豊かな都市生活を送るために
  ・美しい町並みの実現

■大事な事
①コミュニティの大事さ・・・ローカルなコミュニティ(最近ぶっ壊された←小泉)企業共同体が作っていたのもやはり壊れた。
②三丁目の夕陽から遠く離れて・・・
③地方都市の商店街の壊滅的状態・・・シャッター街
④クルマを野放しにしてしまった。・・・街がクルマを受け入れざるを得ない。→駐車場の有無が商売のあり方を変えた。
⑤路面電車が消える

2.豊かな街をつくるために
①都市の周辺に環状道路をつくる
②環状道路に大規模な駐車場をつくる
③環状道路の内側にある道路を歩行者・LRT・緑地・自転車に使えるように作り替える
④日本の舗道も石畳をはじめとしたいろいろな舗装を行い、歩いてみたくなるような楽い空間に仕立てる
⑤電柱を地中化して行くこと
⑥公害に大型の店が出店し続ける状況に歯止めを掛ける

※40~45分で桃知さんはガス欠となられ、(時間がおしていたせいもあるが)これ以降はほぼ目次の羅列となった。

【所感】

う~ん。松原著「日本経済論」を合わせて読み、藤井著「公共事業は日本を救う」を検証する視点で考えなくてはいけない・・・という視点が無かったのが私の致命的な失敗であったと大反省。

桃知さんは藤井著を、建設業にとっては福音の書とも言えるが、しかし、内容にはやや偏りと、若干の疑いもある。と言われる。そこは私も漠然と感じていた点ではあり、「やや大規模公共事業に偏っている感じ・・・」があった。さらに、「街的」な語りがあるにもかかわらず開発主義に関する議論が見られず、やや視点が(私にとっては)建設業=大手ゼネコン的な感があった。私自身が、やや漠然と感じていた疑問点を桃知さんはズバリと指摘してくれたわけだ。

松原著を早急に読み込む必要があると痛感。そして、松原の言われる「コミュニズムとしての談合主義」と「市民が積極的に行政に関与すべき参加主義」の交点に、日本は立脚すべきという論旨があるとの事で、ここを省察する必要性があることも合わせて感じた。

つまり、「自分に都合の良い(藤井著の)主張を無批判に受け入れるのではなく、ひとつの尺度(松原著)から照らして、妥当性を省察する」事が必要なわけだ。

そういう態度をもって、藤井著に向き合う事で、公共事業が「本当に」日本を救えるのか?の理論的妥当性を自分の言葉で主張しうると言うことだ。

もっとかみ砕いて言えば、藤井著を「本当にそうなの?信じていいの?」と素朴に検討する必要性がある、ということだ。

そこには、「物事をウラから見て、考える」という態度と実践が必要でもあると言うことだ。

いやはや、反省。

しかしながら、キーワードだけを(白紙に近い)PPTに叩きつけ、そこから湧くインスピレーションと、聞き手の反応の相互作用で話芸を展開する桃知節は明らかに復活の兆しと手応えがあった!

復帰したばかりの、マウスカーソルを狙ったところに置くことさえ出来ない状態から、よくぞここまで!と、変なところで感動してしまっていた自分であった。(笑

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このページは、よしかわゆういちが2011年2月15日 02:57に書いたブログ記事です。

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