尖閣諸島中国漁船衝突事件/VTR流出に思う・・・

誰が何の目的で流出させたか・・・・・

尖閣諸島中国漁船衝突映像

国会でごく限られた少数の議員のみ閲覧を許されたこの映像。これは流出しないだろうなあ・・・・と思っていたら、流れましたね。

これは、

1:ハッカーなどによる外部からの侵入者によるファイル奪取からの流出
2:保存していたPCのウィルス感染等によるP2P経由等での流出
3:内部の人間からの意図的な流出

の3点が経路として考えられると思うのですが、1はかなり無理があります。ちょっと可能性は低いでしょうね。 2の可能性はあります。しかし、今回の流出に関しては、3の内部犯行・人的流出の可能性が高そうですね。政府の対中国への弱腰外交に異を感じる人物の意図的なリークの可能性が取りざたされています。

海保に多数の電話が寄せられている様子ですが、その8割が「よくやった」「犯人を捜さないで」といった、流出を好意的に受け止める内容の者らしいです。

私の個人的な見解は、これらとは全く逆の立場です。日本は対中国への貴重な外交カード(武器)をひとつ失ってしまったと感じています。予算委員会でも限られた議員にしか公開しない画像の扱いについて、中国の非を明らかにする証拠でもあり、公開を求める声が大きかったわけです。しかし、今後も中国とは丁々発止の交渉ごとが予想されます。あんまり、無理難題を言ってくるようなら、

「あっそ、んじゃ、例のブツ(映像)公開しちゃいますよ~」

などというブラフがかけられます。逆の立場であれば、中国は必ずこう使ってきますよ。なので、なかなか公開しようとしない政府の姿勢を、むしろ私は前回の失敗(安易に船長を解放してしまい、日本人人質三人の内二人しか取り戻せなかった)をいかして、中国と渡り合おうとしていると好感視していたくらいでした。

現在、中国では深刻な所得格差の広がり貧困層が拡大しているという現実があり、その多数の大きな不満のベクトルが政府批判に向かっているとの事。中国指導部は、日本を仮想敵国とし反日本感情をあおることでその政府批判を交わそうとしているらしいのだ。なので、今後も自分たちに都合が悪くなるようなケースが発生する度に、日本に無理難題をふっかけてくるに決まっている。

そんな場面で、この映像の存在は(中国側の非が明確になるような内容であればあるほど)中国側にとってはやっかい極まり無いもので、公開をちらつかせることで、交渉を有利に運べるはずだったのだ。

そう言う意味では、非情に痛い流出である。

(この項続く)

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このページは、よしかわゆういちが2010年11月 6日 18:33に書いたブログ記事です。

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