2012年シーズン釣り初めは例年の通り磯から・・・北海道島牧村・茂津田岬・赤岩

◆2012年5月5日(土) 島牧村 茂津田岬 (通称赤岩)

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2012年シーズンの釣りも、まずは磯場からである・・・ 天気は雨、風も時折強くなりなかなか厳しいコンディションではある。

◆鯉釣りのウォーミングアップ?の磯釣り

北海道も遅ればせながら、季節はすっかり春・・・となったが、川は雪代で大増水、水温も低くまだまだ冬なのである。

なので、釣り初めは例年、会社の仲間達との磯釣りから始まる。

今年は、道南、島牧村・茂津田岬、通称赤岩と呼ばれる釣り場で、ソイ、ホッケ、クロガシラカレイ、カジカ等の五目釣りを狙う。仕掛けは大慌てで作成

釣り場は、旧国道から崖を登り、降り、大岩を超え、の大変な難行を伴わなければたどり着けない場所。なので、連休中でも比較的空いているが、アタリは多い名釣り場ではある。

そこを、大型リール3個にコマセなど40kgを越えるリュックを背負いつつ歩く。歩くと言うより、もはや、ロッククライミング状態と行った方がいいくらいの難行苦行。深夜、真っ暗闇で足元がヨロヨロする・・・(笑


◆艱難辛苦を乗り越えて・・・?リュックをあけると・・・衝撃が・・・

い、糸が・・・ 
(写真は自宅で撮影)

リールスプールに糸が無い????

冬場にオーバーホールに出す際、古くなったミチイトを交換しようと全て外してから出したまま・・・・準備に慌てるだけ慌てていた私は、それをすっかり忘れてリール袋に放り込んでいた・・・・つまり、イトを巻いていないリールを持って、意気揚々と釣りに出かけて来てしまったわけだ!

ミチイトの無いリールを抱えたまま、私は固まってしまった。

通常、磯場に出る場合、私はミチイト6号を巻き、遠投用に4号の替えスプールを3個もって出かける。しかし、今回は最初から近投のチョイ投げを決め込んでいたので、少しでもリュックを軽くするため、替えスプール2個ををわざわざ置いてきていた・・・ つまり、実釣に使えるのは1個だけ・・・

釣りにイトが無い????

・家に取りに帰る・・・(片道4時間、戻ってきたら釣りは終わっている・・・)

・岩内の釣り具店に2時間かけて往復する・・・(しかし、それでは完全に時合いを逃してしまう・・・)

・自分の釣りを捨てて仲間達の釣りを観戦する・・・(しかし、7~8時間もボーッと人の釣りを眺めるのは・・・)

・自分のアホさ加減に嫌気をさし、このまま海に身を投げる・・・


短い時間に私のアタマはフル回転、しかし、妙案は無く・・・・

私の釣りの師匠的同僚が私と同型のリールを利用しているため、3本の内1本を犠牲にし、貸してもらう事で、予備のスプールの4号の細イトと、借りた1個のスプール(コチラは6号)という2本の竿で何とか釣りを実施出来る事となる。

しかし、釣りにイトを持ってこないなどという前代未聞の失態に、情けないやら、仲間に申し訳ないやらで準備を始めるまでに相当の時間、呆然としてしまっていた。

私が釣りを始めたのは、仲間達が何度も打ち返しを済ませた後であった・・

◆捨てる神あれば拾う神あり????

3人の仲間達は岬の右側に、コチラはかつてホッケの大釣りが出来た良いポイントである。潮通しが良く流れが速い。私の入ったポイントは、3人とは逆側の潮が死んで凪いでいる場所。しかし、良い具合に凪ぎ、何か大物が潜んでいそうなカンが働き、ギャンブルでコチラに入ってみた。

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(写真は夜が明けてから撮影、晴れれば最高の眺めであろう・・・)

まずは、鯉釣り同様に、オモリだけをつけて底を探る。足元からドン深で着底が解らないほどである。ごく近い足元で、大きな段差が階段状にあり、その先がよさそう。ほんの2竿くらいの近さが良さそうだ。潮流が非常に速く、沖目から左に向かって流れる。

中投げの距離に、二つほど大きな根がありそうだ。この根回りは明け方のアブラコ狙いかと見当をつける。

仕掛けは、まず、コマセをネットに詰め込むだけ詰め込んだ、ゴロ仕掛けと、ホッケ狙いのオキアミブロックを生で、3本のハリには、刺身用の「甘エビ」をつけて放る。ハリは根掛かり対策として「ネムリバリ」を使用。

潮上に、匂いが拡散するアミブロックのホッケ仕掛けを中投げで匂いを拡散させ、近くにコマセをたっぷり盛ったゴロ仕掛けで魚の群れを止め、足元でソイを仕留める・・・と、3本の竿を投げ分けて魚を寄せるという作戦だったが、イトを忘れてしまったことで、この作戦はモロくも断念。

足元のソイ狙いの竿は、コマセを練り込んだものをネットの2/3底に詰め、底残りを、ネットの上半分1/3には拡散用にアミブロックを手でほぐして投入。

4号の細イトはホッケ狙いでオキアミを海水で溶かしてドロドロにした状態で3本ハリ全てに甘エビをつけて投入。

この竿に投入後5分でいきなり竿尻がハネあがる大アタリがあり、刺さるような手応え!

上がってきたのは25cmのハチガラ!

こいつは幸先がいい・・・・と、再び、タップリのオキアミと甘エビをチョイ投げ。

放り込んだらアタリがあるまでエサ換えをしない鯉釣りと違って、北海道の磯釣りはこまめな手返しが基本。ものの15分で、仕掛けを回収し、エサを付け替えて打ち返す。狙うポイントから潮上へほんの少し狙って打ち、潮の流れを考慮してエサを「溜める」ポイントを作るのだ。

投入、次の仕掛けにエサをセットして、打ち換え、次のエサをセットしては打ち換え・・・・

とにかく忙しい釣りだ。

何度目かの打ち替えを終え、とにかく中腰でする作業が多いので、腰を休めるために一服つけていると、チョンチョンという前アタリのあと、いきなり竿先が引き込まれるアタリ!

早合わせを戒め、「まだまだ、もっと喰え、もっと食い込め」と、竿先をにらみつけていると、二段、三段と竿先が海中に刺さろうかという大アタリ!!!!

アワせると、根掛かりでもしたような重さがあり、続いて底に刺さり込むようなヒキ!

ひたすら重い・・・しかし、ミチイトが4号と細いので慎重にヤリトリをし上がってきたのは・・・

シマゾイ!35cm!

(写真は夜が明けてから撮影・クリックで拡大します)

暗闇にも鮮やかな横縞も美しく、黄金色に輝く魚体、シマゾイである!

やった!!! ソイ!、シマゾイ!!!

船釣りではポピュラーな釣りモノだし、防波堤ではクロソイであれば小型なら釣れない事もない。しかし、磯から狙うソイ類の成魚は宝クジに当たるかの確率でしか釣れない「宝モノ」である。毎度毎度狙う相手だが、まず、釣り上がる事の遠い魚である。

私も、約10前にマグレであげてから2本目である。まあ、私はヘタクソなので10年に1本だが、名人級の師匠的同僚でも年間数本上げられないというから、祝杯モノではある。

刺身が最高にうまい。

結局、ソイを狙った仕掛けとエサではなく、ホッケ狙いの仕掛けとエサ(甘エビ)を喰って来たという皮肉であるが、まあ、これは結果オーライで、ソイが釣れれば何でもいいや!である。(笑

その後、二匹目のドジョウを狙うも、スカ。とにかくコマセを撒きまくり、4キロを巻き終えてしまったが、ホッケは湧いてこなかった。

AM2時頃にやや風雨が強くなり、潮上で釣っていた3人の仲間達がコチラに移動してきた。

島牧_茂津田岬_赤岩

(写真は夜が明けてから撮影。手前の小山が赤岩、その名の通り赤い。この標高数十メートル?の小山を登山?しないと釣り場に到着できない・・・)

どうやら波が非常に高くなり危険な状況になってきたと言うことでの仲間達の移動らしい。

その後4人でコマセを打ちまくるもホッケのアタリが遠い状況が続く。夜が明けて、アブラコを狙い中投げするも、これもスカ。

クロガシラカレイに狙いを代えて仕掛けをチェンジし、足元の段差をイソメで狙うもこちらもスカ。(相変わらず、ヘタクソである。)

同僚達は、ぽつぽつと狙いのクロガシラを上げている。特に師匠は、「これからクロを狙います!」と宣言して良型のクロガシラカレイを2枚上げたのはさすがである。私が狙い、コマセを撒いたポイントで、しっかり型を見た。(師匠がコチラに入って来た時に、私はこのポイントをあけたのだ)しかし、チームとしての本命ホッケは全員で2ケタ届かず。

水温は低くなかったのだが、群れが入って来るのは1週間か10日くらい後か。

絶え間なく降り続く雨に全身ズブ濡れに、風向きが変わり冷たい風に吹かれ続け体が冷え切ってしまう。私はすっかり体力と集中力が切れてしまいギブアップ。

結局、35cmのシマゾイ、25cmのハチガラ、32cmのホッケ、23cmのウミタナゴを各1本ずつという貧果にて終了。粘りに粘った割には結果を出せなかった・・・ヘタクソである。(笑

まあ待望のソイがあがったので、貧果でも大満足の釣行ではあったのだが。


来週か、再来週あたりには、本来業務?の鯉釣りに戻る予定である。


より大きな地図で 赤岩(島牧・茂津田岬) を表示


◆今回のレビューと次回への自分の為のメモ

ミチイトを忘れるようでは釣り以前の問題である。

・水温は10℃

・このポイントの表は風が強くなると波に弱い。裏ポイントは表がシケ気味でも充分釣りになる。

・裏ポイントは手前一竿で階段状の段差があり、ソイ、クロが狙える。ポイント左ではヒトデが釣り上がったことから、私より右側では、潮が死ぬ時間帯が発生することが判明。この時間帯を見極める事が大雪。

・今回、なぜホッケが貧果だったかは不明。

・仕掛けのロス少。ネムリバリの効果は絶大。ゴロバリは使いにくかった。

・競技用ネットコマセはオキアミと混ぜるとやや粘りが弱くなり、思ったほどの効果が無かった。

・エビでも条件によってはソイが喰って来る。

・明るくなりクロを狙うも、底残りするコマセを切らしてしまい×。狙ってあげた師匠は、2枚とも「下バリ」に来ていた事から、底にしっかり残るコマセがクロには有効であることを再確認。

・今回のネットでは、場合によってはほとんど流れ出ず回収することがあった。目が細かすぎコマセが拡散しにくい事も明らかになる。このネットを使う場合、欲張って詰めすぎず、流れ出やすい程度に軽めに詰める必要あり。

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このページは、よしかわゆういちが2012年5月 6日 21:22に書いたブログ記事です。

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