よしかわ釣り餌店・繁盛中? 依頼を受けてエサを作る

自作配合餌を作る!

押し麦

最近、制作を依頼される機会がぼつぼつ出てきはじめた・・・

以前一緒に釣りに行った会社の同僚から「餌作ってもらえますか?」と依頼されたので、快諾。

鯉釣りの仲間からも依頼される事も出てきて、私の餌も少しずつメジャーになっているのだろうか?(笑

はっきり言って、相当面倒な仕事であるどう少なく見積もっても2時間近くは製作にかかってしまうからだ。

しかし、それでも、「自分に(非常に貴重な)情報がフィードバックされる」事もあり、依頼されれば二つ返事で引き受けることにしている。

写真の押し麦が一番安い。一部のドラッグストアで手に入る。

1kgあたり300円。もう少し安いともっと良いのだけれども・・・・

押し麦1kg 300円
パン粉2カップ (約)20円
ぬか 丼2杯 10円くらい?
生米1カップ (?円・・・10円くらいか?) 
麦茶1パック 20円 


1kgも餌を作って400円もしない・・・市販の餌の半分くらいだろうか?今日はこれを出来上がり3キロほど制作する。


まずは、この押し麦を煎る。これが一番大変な作業。

押し麦をフライパンに

最初は強火で、炙るように熱を加える。とにかく焦がさないように丁寧に作業。チャーハンを作る要領で、フライパンを振ってあげる。

7分経過

6~7分で色がつき始める。右はフライパンが小さいく量もなめなので熱の通りが早い。

15分経過

15分経過で色がつき始め、煙が出始める。そうなったら、火を弱火にする。この火加減がまた難しい。押し麦のコンディション・・・含有水分によって焦げ付きやすさに差がでるのだ・・・。焦げだしたら、とろ火~ごく弱火にする。

しかし、作業中は何とも言えない良い香りがする・・・

30分経過

30分ほど経過すると、少ない方のフライパンはほぼ出来上がり。多い方のフライパンはあと10分ほど煎り続ける・・・手がダルくなって来る・・・ロースターが本気で欲しい・・・(笑

煎り上がると、新聞紙の上に広げ粗熱を取っておく。

次にヌカを煎る。

ヌカを煎る

こちらは火の通りが良いので、中火で、3~5分さっと煎る。色が変わりはじめたらもうOK!

ヌカの煎り上がり 

新聞紙の上で粗熱を取る。この時、水分を含んで「ダマ」になっているのを、手で一つずつつまんで、すりつぶす。この作業がまた細かくて大変なのだ・・・。出来るだけ「ダマ」を残さないように、丁寧に丁寧にすりつぶして行く。

煎り麦がざっと冷めたら、フードプロセッサーでパウダー状にする。我が家のプロセッサーは小型なので、これまた大変、ほんの一握りずつしか粉末化できない・・・

押し麦をパウダーに

煎り麦パウダーと煎り糠の出来上がり・・・ ここまでで、約1時間から1時間半以上かかってしまう。

煎り麦パウダー煎り糠

これを、少しずつ少しずつ丁寧に混ぜ合わせ、ここでまた、ヌカの「ダマ」をさらってはすりつぶす。

全体がほどよく合わさったら、米粉を加える。

米粉を2カップ分

生の米をプロセッサでパウダー化する。さらさらして、ごくほんのりと香りがつき、しかも比重があって粘りも出る。米の粉はなかなかのスグレモノなのだ。

これも、丁寧に混ぜ合わせる。

続いて、パン粉を4カップほど添加。 これは「全体のつなぎ」の役割を果たす。このパン粉の量は今後研究の対象であり、課題である。

パン粉4カップ

このあとも、やはり丁寧に混ぜ合わせる。ここで手を抜くとムラムラになってしまうので真剣に。

最後に麦茶を加える。 

麦茶3パック

またまた、丁寧に混ぜ合わせ、ようやく完成!!!

出来上がり

今回は、「フナ釣り」の餌としてのリクエストだったので、徹底的に粉砕しパウダー化した。鯉釣りの場合は底残りを考慮して、もう少し粗くする。ただ、作ってみるとこれも充分鯉釣りに使えそうだ。底残りは「スーパー鯉麦」や「生米」などを加えると良いので、これだけ細かくても良いかもしれない。

自分の実釣でも、試してみたくなった。

このベースにフナ釣りならば、マッシュか新Bを、鯉釣りならば蒸かしイモか鯉武蔵を合わせる。割合は季節によって変える。

鯉釣りの場合、水温16度を目安にして、それ以下なら配合餌3:イモ2、それ以上なら配合餌3:イモ1の割合で合わせてあげる。

使って頂いた方々によると、「型が良い、警戒心の強い大型が喰ってくる」との事で評判は上々なのである。

しかし!

当の本人の私に大型が来ないのは何故なのだろう・・・?技量のモンダイであろうか?(笑)

餌を使ってくれた人からは、場所、水温などの条件での釣果、アタリの数などの非常に貴重な情報が帰ってくるので、ありがたいのだ。実釣に行けずとも、データが手に入る訳なので・・・とても参考になる。

なので、少々面倒でも依頼を受けると二つ返事で引き受ける。

まあ、もともとこのテの(調理系の)作業は大好きなので苦にならない・・・・と言うこともあるのだが。

自作にチャレンジされる型への経験上のアドバイス。

製作後は、とにかく「台所回りの美化、清掃」をおすすめ致します。これを頑張って励行すると、

「オトーさんが餌を作った後は台所が綺麗になって良い!」

という、「高評価」を頂けること請け合いである。この地道な「評価」の積み重ねが、「快く釣りに送り出してもらえる」・・・という「実利」に繋がるわけだ!

餌の自作に限らず、奥方連への「気配り」は、釣果以上に気を配る。

 

これは非常に重要な要素なので、おろそかにしないようにしたいモノである!

 

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コメント(15)

よしかわさん こんにちは!

 エサ店繁盛おめでとうございます。。。
 でも本当に製品化されるかもしれないですね!!
 自分は市販のエサをベースに、そのときの勘で
 少し物を加えてダンゴにして使っています。。。。
 やっぱり釣る人は違うな・・と感心!!!
 そして自分に反省です。。

 よい釣果の報告期待しています!!

よしかわさんのエサ作りにも大変熱心に励んでおられるご様子、参考になります。
私もずっとずっと昔に似たようなコトをいろいろやってみました。
また14,5年?ほど前にイギリスの鯉釣ページでボイリーなるものを知りまして
そのレシピを印刷しほぼその通り(一部材料が手に入らなかった)作ってみました。
当時まだヘアリグというモノがなく当然正しい使い方も知らずにいて
硬くてハリに付けられないは食いが悪いわで全く釣れませんでしたが。

話がそれましたが、エサの材料で麦や、コーン、米糠などお使いになっていると思います。
私のいる川崎市ではなかなか入手が難しいのですが、農協などで家畜の飼料用を
20kg単位で1200円とかいう格安で買えると聞いています。
最近ですとホームセンター等で一袋10kg1200円ぐらいのニワトリやハトのエサに米糠などを加えてやっています。
農協の飼料を使えばいろんなトッピングを入れても1kgあたり100円程度で作れてしまいますよ。
私は今車を持っていないのと自宅が狭いアパートなので、運搬、保管ができず自作エサはほとんどやっていません。
その代わり去年越してきた格安アパートから多摩川の直近釣り場まで150mという距離を謳歌しております。

ではまた 高橋

美味しそうな出来上がりですね。製品化したときには是非試してみたいです。

高橋様の配合飼料、わたしも使っています。メジャーな「龍王(鯉研)」や「メータースペシャル(有本)」とは違い、魚粉臭いので嫌う人が居ますが。
きょうは、配合飼料単品をロケットに詰めて投入してみました。

配合飼料は、養鶏場の床に落ちているのを貰ってきてもよいです。死鼠に気を付けて。

koituriman様

コメントありがとうございます!

私の餌はオリジナルでも何でもありません。山田勲氏の本に書いてある事をそのままやってみているだけなんですね。
(山田さんは精白麦ではなく、原麦そのままなんでしょうが・・・)
当地は、市販のエサをそのまま使うと香りが強すぎて、ウグイ(エゾヤチウグイ)の猛攻にあいます。匂いの大人しい、あの龍王ですらそうです。

今のエサは「いかにしてウグイの猛攻を交わすか?」からたどり着きつつある・・と言っても過言ではないですね。

先週、今週と台風の大雨だったので、来週は勝負ですよ~。

底がきっとキレイになって活性があがっていると思います。天気さえ良ければ台チャンスなのです!

高橋さん

コメントありがとうございます。

やはり流石ですね。14年前にすでにボイリーを自作されていたとは驚きです。
カチカチのエサをハリつけするのに、四苦八苦されている姿が目に浮かぶようでちょっと笑ってしまいました。

さて、農協ですよね。御意、その通りなんです。私も以前JAにあたってみたんですが、コチラは酪農王国、牛の餌が、(大麦、つぶし麦、つぶしコーンなどが絶妙に配合され)最高の鯉釣りの原材料なのです。しかも、圧倒的に安い!

しかし、しかしですね。最低ロットが30kgなのですよ。30キロですよ!
送料だけでも大変になってしまうんですわ。作りすぎたら、カビてしまうし、保管していたら虫が湧いて大変なことになってしまうらしいんですよ。

なので、泣く泣くあきらめてます。

でも、今のエサが(食用麦をいじっているので)不満があるので、来年あたりは
やってしまうかもしれません。大量仕入れの大量生産!

作りすぎたら、勝手に送りつけてしまおうかな?(爆

へら彦師匠

牛の餌はいいみたいですよね。ただ、「魚粉」はちとマズイのですわ。

さなぎ、魚粉、他の「動物性」の香りが少しでもはいると、ウグイの猛攻にあって、全く釣りになりません。

ジャミを嫌っては釣りにならないよ。

とはよく言われますが、投入した瞬間、もう竿先がプルプルして、2本バリなら2ヒキ、3本張りなら3匹ウグイが掛かってしまうことも珍しくありません。

当地の「エゾヤチウグイ」は、本州のそれとはひと味違って、大群で群れています。そんな群れを集めてしまおうモノなら、一日釣りにならないんですね。

しかも、この「ウグイ」当地では、海でも川でも大量に湧いてきて、こちらの釣りでの「ウグイ対策」は、もはや永遠のテーマでもあるのですね。

魚粉もだめ、サナギもミミズもだめ、だからといって、コーンや干しイモなんかの甘いエサでは、もっとダメだったりします。

なので、できるだけ大人しい香りの煮イモ、角イモに私はこだわってしまいます。

あと、来週ちょっと試そうとしているのが、タニシ代わりのシジミ、またはザリガニです。こちらは、改めてレポートします。

koituriman様

台チャンス× 大チャンス○ ですね。失礼しました。


多摩川なんてまさにそれです。1本針なら1匹、2本針なら2匹、3本針なら3匹、です。

これに懲りた人達は皆ボボイリに移行しました。ぼくも使ったことありますし、ある程度釣れますが、真冬は食いが悪くて。真冬はウグイも出ませんので、ゴカイとか使ってます。

30年前、宮城県の七北田川で丸秘の餌を教えてもらったことがあります。
ジャガイモ丸ごとの吸い込みです。コイ以外の魚は釣れないと言います。ちなみにへら彦のショッパイ漬物も鯉と人間しか釣れません。

中井さん

あらら、多摩川も「ウグイ天国」でしたか!?
それは知らなかったです。

私が通っていた江戸川はウグイはほとんど見なかった記憶があります。

それ以前に、江戸川ではレンギョ以外まるで釣れなかったんですが・・

へら彦師匠

おお!ジャガイモ丸ごと!

それ、いただきです。

以前から、ジャガイモの喰わせはちょっと気になっていたのです。

「鯉しか、喰わない」

理想的な喰わせです。

確かに、千葉の花見川でやったときも、北浦でやったときも「マッシュ+麦」はなかなか食いがよかったですね。

よし、次はジャガイモの喰わせにチャレンジしてみますわ。
良いヒント、ありがとうございます!!!


ヘラ彦さんこんにちは。巨鯉研究所でお見かけする方と同一人物であると拝察申し上げます。

漬物に関する記述できがつきました。

基本的に、ウグイは、自分の口に入らないものは食いませんので、ジャガイモはよい選択肢だと思います。

ということは、生のサツマイモはどうなんでしょうか?

鯉は散乱するものも好きでしょうから、マッシュもいいでしょうね。

中井様 こんばんは、大鯉研究所です。
漬物餌を年を通しで使っています。釣れることの確認と釣れない事の確認のため年中使っていますが、真夏の間は浮気をしていました。
東北地方は、鯉釣りの餌と言えば「ジャガイモ」が主です。オリジナルな意見として、ジャガイモは発酵させると集魚力が増してなかなか良い餌に変身します。ただし腐っているものは鯉が逃げて行ってしまいますので注意が必要です。生のサツマイモは使う意味がなさそうですが、生の大根を干して作った切干大根で釣れることからすれば釣れないとは言いきれないのかもしれません。とにかく、鯉は雑食と言いましても、喰えば良いというものでもなく何か基準を持ちその基準より良く反応がある餌が使用可能な餌だと思っています。わたしの場合は、「コーン」が基準になっています。今現在、漬物にこだわっているのは基準をしっかりと満たしているからなのです。

大鯉研究所様!

天下の鯉妍に話かけていただけるとは!なんと光栄な!今日悦至極に存じます!

醗酵ジャガイモですか!いい匂いがするのでしょうか?ジャガイモを糠に漬けてみる、とかでしょうか?

コーンはぼくが個人で自分で最近毎日食べてます!甘くて美味しいですよね。

ぼくが鯉つりをしていて一番驚いたのは、咽頭歯の存在です。初めて知ったときは感心して感動しました。

中井様 鯉研のほけつです。発酵すると臭いですよ。糸を引き粘りが出るので鉤を刺しても割れなくなります。鯉研さんもこの発酵のイモが釣れることを知っていたのにはびっくりしました。

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このページは、よしかわゆういちが2011年9月11日 04:56に書いたブログ記事です。

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