鯉釣りの良書・「山田勲著・野ゴイ」

私にとって、バイブルとも言える一冊であり、私の釣りを変えた一冊でもある。

1994年 西東社 刊 絶版

鯉釣りの基本の全てが詰まった一冊

鯉釣りの参考書を紹介してくれ・・・と言われれば、迷わずこの一冊をおすすめする。94年と、今からもう20年近く前の著作なので、いささか情報が古い部分があるのは否めない、しかし、基本は全編において今でも参考になることが多い。

第一章 鯉という魚
まず「養殖系」と「野生系」に明確に二分し、野生系のみをそのターゲットにする姿勢。

第二章 道具(タックル)
野生鯉を釣るためにはどんな道具が必要なのかを追求する。

第三章 餌(喰わせ・コマセ)
野生鯉を釣るためにはどんな餌が必要か?

第四章 スキル
野生鯉を釣り上げるための、キャスティングからウキ釣りまで種々の技術。

第五章 四季別攻略方法
季節ごとに野生鯉はどう動き、どう捕食し、どう釣るべきか。

この著作の凄いところは、記述されているすべてが山田氏の「実釣からのフィードバック」に基礎づけられているという点だ。

仮説→検証(実釣)→考察(仮説再立案)→修正実行・・・という現在のPDCA理論をそのまま実釣で表されている。

全編、鯉釣りに対する熱い情熱にあふれた一冊となっている。ブックオフ等で見つけた場合は迷わず購入することを強くおすすめする。

野生種だけを釣り分ける?

山田氏は「野ゴイを狙って釣る」と延べられておられる。

「70センチの養殖ゴイより、50センチの野ゴイの方が引きが強い」

とも、言われている。

しかし、私の実釣からの感想は・・・・

そんなことは不可能!である。(笑

もとより、養殖種・野生種を問わず「鯉を釣り上げる」事すら艱難辛苦の身である。姿を見るだけでも大変なのに、釣り分ける事など不可能である。(私の技量がひたすら未熟であることを差し引いても・・・だ)

ただ、「野生種が釣れる可能性を上げる」事は可能だろうとは考えている。極力静かに、極力細めの仕掛けで、極力匂いを抑えたコマセで、クワセで・・・野生系の鯉が食ってくる確立を上げよう・・・と言うことだ。

一度だけ、真性の野生種・野ゴイに巡り会えた事がある。なんとかまた出会いたいと、これからも竿を出そうと思う。

山田勲 野ゴイ・・・鯉釣りのバイブルである。

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コメント(2)


この方、いつ他界されたんでしたっけ?ぼくもこの方の著書は小学生のときに読んで本当に引っ張り込まれました。

はい、1998年10月に亡くなられたようです。存命中に一度お会いしたかったものですね・・・・合掌

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このページは、よしかわゆういちが2011年8月12日 12:03に書いたブログ記事です。

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