鯉釣りの基本?アナタならどうする?(その1 竿の角度)

1.竿の角度は何度くらいが一番良いのか?

最近は随分竿の角度が浅くなりました。水平に近い、時には延べ竿ウキ釣りよろしく水面に対しマイナスに構える事も少なくなく成ってきています。これはどうしてこうなったのでしょうか?また、実際にはどの位の角度が望ましいのでしょうか?

かつては60度から垂直に近いくらいに竿を立ててアタリを待つのが鯉釣りの基本スタイルだったようです。強い鯉のアタリに対し、竿の弾力を生かし、ハリスを守るために高い角度を取ったと考えられます。

その後、リールのドラグの精度、竿の性能が上がるにつれて45度くらいに落ち着いてきました。竿の弾力を生かしつつ、リールのドラグ機構を利用するという、以から振り返ると折衷的、中間的ポジションだったと言えるかもしれません。

1980年代の終わりから90年にかけて北浦で大ゴイの大フィーバーがあり、それから徐々に角度が浅くなってきたようです。

これは、ぶっ込み長時間待ち・・・のスタイルが確率されるとともに「ピトン」を利用する鯉釣り師が増えたという事、さらにリールのドラグ精度が飛躍的に向上した、ということがその理由と考えられます。ピトンの場合、非常に風に弱く特に強風の下ではくるりと向きを変えられてしまうこともしばしばです。せっかく良いポイントに入った仕掛けやエサを風でずらしてしまっては元も子もありません。なので、極力風の影響を受けない角度になってきたと考えられます。

まず、竿を寝かせると風の影響・抵抗を受ける割合が減ります。寝かせると 2.ミチイトは張った方がいい?ゆるめた方がいい?でも触れますが、ミチイトによる「糸鳴り」が減ります。警戒心の強い鯉は沢山のミチイトによる「糸鳴り」を嫌い、寄りが悪くなると考えられるのです。

また、センサーによる長時間待ちのスタイルの場合向こうアワセがほとんどになります。その場合ドラグからスムーズに糸が出る方が都合が良いのです。なるべく抵抗を受けず、スルスルと糸が出て行くには水平に近い角度が都合が良いのだと考えられます。

■私の場合

ピトンを利用していることもあり、かなり竿を寝かします。角度的には20度も無いのではないかと考えます。これは私のホームにしている釣り場が大川の割には流れがさほど強くなく、比較的止水に近いこともその理由となっています。

通常の竿角度(20度位)

竿を寝かせ、空中にあるミチイトの距離を極力短くし、風の抵抗を減らします。

(写真は自作の三脚式ピトンを利用した場合の例です。通常の三脚式竿掛けに船釣り用のピトン型竿掛けを組み合わせて制作しました。コンクリート護岸などで、 ピトンの柄が立てられない時に非常に重宝します。ただ、全体的に華奢で倒れやすいてという欠点があります。)

この場合水中に沈むミチイトの量が極端に多くなりますので、雨の後で増水して川の流量が多くなっている場合などは、藻屑・草ゴミなどを拾ってしまう確立が高くなってしまいます。あまりに草塊が多いような場合、草ゴミの重さでドラグがなってしまう・・・ポイントから仕掛けやコマセがずれてしまうことも少なくありません。

この様な場合は30度から40度くらいまで角度を上げて、流れを交わす(草塊を交わす)事もよく行います。

逆に、物凄く風の強い場合はさらに竿を寝かせて、マイナスの角度にすることもあります。ヘラブナ釣りの様にサオ先を水面につけるくらいまで、寝かせることもすくなくありません。

角度マイナス

写真の日は強風というより沖目に草塊が多く、ミチイトに絡んでくる事が多かったので、思い切りミチイトを沈めたくてこのような角度にしました。また、足場の関係で水際より竿を出していますが、本当はもう少し後ろに下げたいところです。足場が悪く、これ以上、下げられないのです。水際より竿を出すと、意外に竿の陰が水面に映ってしまう事も多く(天気がよく、水面が大人しいときに注意してみて下さい、驚くほど陰が見えることが多いです)鯉の警戒心を誘発してしまう事も考えられます。サオ先は出来るだけ水際から引いてあげたいものです。

私の場合は、寝かせ気味で、ドラグは糸を引くとスルスルと出て行く位ゆるゆる。竿の角度は20度以下と言ったところでしょうか。

ただし、これも絶対的という物ではなく、釣り場の天気・様相で若干の上げ下げはあります。

さて、アナタは如何でしょうか?

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コメント(5)


ぼくは地面に打ち込むアングルタイプが個人的には好きなので、角度は45度から30度ぐらいですね。個人的には、それ以上にする必要もそれ以下にする必要も感じていません。

あと、ごみですが、ひっかかってしまう場合は、仕方がない、と諦めるタイプですね。

基本的には、ぼくの場合、針にしっかり食わせをつけるタイプなので、多少流されても釣果には関係ないような気がします。

鯉釣りの基本、本当???

 角度、

わたしはサーフパワーの時代に鯉釣りを覚えました。竿は高く立て、ドラグは使いませんでした。フリーで取り込みしていました。
今現在でも古い竿やリールを使っているので、巷の流行や間違ったアドバイスは無視してその日その時にあった角度にしています。

時には、投げ竿全部を川底に沈めてアタリを待つこともありますが、こんな角度でも成績を出しています。

角度に基本なんか無いのではないでしょうか???。

中井さん
カメレス・・・どころの騒ぎではありませんね。
大変失礼いたしました。

ここのところ、私のサーバーが狙われていたらしく、毎日毎日数百の
「迷惑コメント」に悩まされておりました。
2~3日油断をしていると、あっという間に1000通を越えるのです。
中井さんのせっかくのコメント見落としておりました。
(へら彦さまのコメントで気づいた次第です、ごめんなさい。また、
 へら彦さまには改めてお礼申し上げます)

大変、大変失礼いたしました。

アングル・・・横風に強いのが魅力ですよね。最近、私はピトンがお気に入りで、
アングルはしばらく使っていませんね~。喰ったら、なるべく走らせてやりたいので、
水平に近くセットできるピトンが今の私の釣り方には合っているように思えるのです。

ただ、風に弱いのが本当にタマに傷なんですが・・・

へら彦さま

コメントありがとうございます!

表現がちと、まずかったかもしれませんね。

基本と書いてしまうと、ちょっとニュアンスが違うかもしれないことに自分でも気づきました。
後刻、修正してみます。

私にとって鯉釣りとは「悩み」の釣り、「迷い」の釣りなんですね。
竿の角度一つとっても、「悩んで」「迷って」います。(笑

鯉釣りに「悩み」と「迷い」は禁物だと私は考えています。どの釣りでもそうでしょうが、特に「長い時間じっと待つ」事を強いられる鯉釣りは特にその傾向が強いと感じています。

落ち着いてじっくりと釣りに向き合う為には極力「悩み」と「迷い」を払拭出来る事がなにより肝心だと考えています。

なので、迷いのどつぼにハマった時に帰れる「原点」というか「基本のカタチ」をどこかに設定する事が私の場合はどうしても必要なのですね。

そこを私は「基本」と表現してしまった訳です。「自分のよりどころ」とでも表記した方が良いかもしれませんね。

ご指摘、ありがとうございます。ちょっと考えてみます。

待ち釣りなので、結果が出るのに時間がかかりますね。
餌だって、二三回の釣行では結果は出ません。へたすりゃ一生、勘違いの鯉釣りを続けかねません。悩みは誰も同じです。幾度も場数を踏んで結果を残してきました。そんな中、失敗の経験は釣れない事の証しであるのでとても貴重なデーターになります。これからも沢山、なやんでくださいね。

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